人気芸人がアイドルに暴言を吐くも、それは実質的に誉め言葉だったようだ。
2月21日放送の「有吉クイズ」(テレビ朝日系)では、4人の芸能人が3皿しかない絶品料理を懸けて4人の芸能人が心理戦を繰り広げる「3名様で予約しました」という企画を開催。田村淳、石原良純、狩野英孝、そして日向坂46の齊藤京子が参戦した。
東京・麻布台の中華料理店を舞台に、まずは看板メニューのフカヒレ土鍋煮込みご飯を巡っての心理戦ゲームを展開。ここで淳がアイドルの齊藤に対して暴言を吐いたという。
心理戦ゲームの内容は、親役の敦が4つ用意されたグラスの水どれかひとつに塩を投入。目隠しを外した他の3人は塩水を予想してグラスを動かし、一方で親の敦はグラスを動かせないというものだ。最終的に塩水を飲むハメになった人は、フカヒレを食べられないという罰を受けることとなる。
「ここで鋭い感を発揮したのが齊藤。塩水が良純のところに置かれている時点で『淳さん、いま誰が危ないですか?』とド直球の質問です。ここで淳はあえて『良純さんだと思います』と正解を口にし、他の3人を煙に巻く作戦に出ることに。ところが齊藤は『いま本当のことを言ったように感じたんです』と、淳の狙いを読み切っていました」(テレビ誌ライター)
最終的には淳のところに回ってきた塩水を狩野が奪ってしまい、淳は救われることに。ゲーム終了後にスタッフから齊藤の指摘が的確だったことを指摘されると「そう、『齊藤マジうぜぇ!』って思いながら」と、ゲーム中にガチで焦っていたことを吐露していた。
スタジオパートではあらためて「齊藤さんほんと、スゴいと思うよ。あの眼力」とベタ褒め。齊藤自身も同日に更新したブログにて「淳さんの心理戦ゲームを今までたくさん観てきて初めて戦った記念すべき一日でした!」と綴っており、かなりの手ごたえを感じていた様子だ。
そんな齊藤だが、他のメンバーを相手にしての心理戦には強いものの、決して勝負強いわけではないところもまた、今回の放送で露呈していたという。
2番目のゲームでは、箸立てから1本ずつ割り箸を引き抜き、赤い目印の付いたハズレを引いたら負けというくじ引きゲームを開催。トップバッターの齊藤は自信満々に2本続けて引き抜くも、2本目でわずか1/15の確率となるハズレを引いてしまい、大きく目を見開いていた。
「2回戦ではまず良純が2本、次いで淳と狩野が1本ずつを引いて成功。1/12の確率となった齊藤が挑戦するも、またもや赤のハズレを引いてしまったのです。その瞬間、彼女は死んだ魚のような目に。リアクションする気すら失せていたようですが、まさかの勝負弱さに有吉らのスタジオメンバーは大爆笑していました」(前出・テレビ誌ライター)
心理戦では見事な推理を見せ、くじ引きでは勝負運の弱さという対照的な姿となっていた齊藤。最後に見せた呆然とした表情も含めて、バラエティ的には大正解だったのではないだろうか。