本田望結、関西コレクションのランウェイで京セラドームに大興奮!

 オリ姫にとっては最高の舞台となったようだ。

 関西地区で最大級のファッションショー「KANSAI COLLECTION 2023 SPRING & SUMMER」が3月4日に京セラドーム大阪で開催され、高校を卒業したばかりの本田望結が可憐な振り袖姿で来場者を魅了した。

 今回がKANSAI COLLECTION初登場となる本田は、スタジオアリスのスペシャルステージでトップバッターとして登場。落ち着いた赤とブラウンを基調とした振り袖を身に着け、笑顔を見せながらランウェイをウォーキングだ。

 望結の「結」の字にちなんで二重に結ばれたゴールドの帯が、華やかな笑顔で歩く姿とマッチし、会場の視線を集めることに。ランウェイ後には囲み会見に応じ、ランウェイの感想と同世代に向けたエールを語った。

京セラドーム内のランウェイを歩く本田望結。

堂々としたポージングを見せてくれた。

二重の帯が「望結」らしさを表していた。

【本田望結 囲み会見】

――振袖を着用してランウェイを歩いた感想は。

本田 ランウェイをお着物で歩くのは今回が初めてで、お客さんの声を久々に感じられましたし、大好きなお着物の魅力がみなさんに伝わっていればいいなと思います。

――衣装は自分で選んだとか。

本田 今までは明るいお衣装やお着物が多かったので、先週に高校を卒業したこともあり、ブラウンが大人っぽいお着物を選ばせていただきました。

――フィギュアスケートとランウェイの緊張感で違いは。

本田 フィギュアもランウェイもお客様に見ていただくということは同じなので、わくわく感というのは常に感じています。フィギュアの時も「どうしよう」というより「楽しみ」な気持ちが強いので、今日(のランウェイ)もわくわくの緊張感を持っていました。

――京セラドーム大阪の印象は。

本田 野球が好きでよく京セラドームに来るので、いつも観戦している京セラを自分が歩いていて、めちゃめちゃ嬉しかったですし、裏(バックヤード)とか歩いていても選手の香りがしました。これ見出しにはしないでください(笑)。

――グラウンドレベルにも立ちました。

本田 やばかったです。「選手がいるところに!」と思ってめっちゃ泣きそうになりました(笑)。控室が外野あたりだったんですけど、「外野〜!」って言いました。今日ひと言目は「外野〜!」でした(笑)

大ファンを自認するオリックス・バファローズの本拠地ゆえ本田にとっても晴れの舞台だ。

――新成人に向けて振袖を絡めたメッセージがあれば。

本田 小さい頃にお着物を着る機会は七五三だったりと思うんですけど、大人への第一歩の「成人式」でもお着物を着る憧れはみなさんあると思います。素敵なお着物選びをしてほしいですし、お着物と共に素敵な成人を迎えてほしいなと。私も成人ですけど思います。

――新成人を迎えるにあたって目標や抱負を。

本田 私たちの学年は高校スタートの時からコロナ禍だったので、修学旅行や文化祭などの「青春」と言えるような思い出がなかなか作れなかったかもしれないけど、(コロナ禍は)みんな同じで与えられた試練じゃないですか。コロナ禍で学生であるということが決してマイナスではなくて、逆に私たちの世代は大人の皆さんからしたら楽しみって思われている世代だと思います。私たちだからこそできることをひとりひとりが考えて、明るい未来に向かってみんなで一緒に頑張っていけたらなと思います。

自分自身の成人式ではどんな振り袖姿を見せてくれるのか。

(取材:蟹江菜々美/撮影:安座間優)