【舞いあがれ!】子舞や刈谷が復活?最終回まで3週間で怒涛の回収タームが始まる!

 その服、見たことある! そう思った視聴者も少なくなかったことだろう。

 3月10日放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第111回では本編終了後、次週予告を公開。舞(福原遥)と貴司(赤楚衛二)に長女が生まれ、母方の実家である長崎・五島を訪れていた。そのシーンに既視感を抱く人が続出していたという。

 本編は病院に行ってきたという舞が「赤ちゃん、できた」と笑顔を見せ、貴司とハグする場面で終わっていた。来週は二人の長女があっという間に走れるところまで大きくなっているようだ。

 曾祖母の祥子(高畑淳子)に「ばあば」と呼びかけ、大喜びの祥子。そこで長女が着ていた服に、視聴者の目は釘付けになっていたのである。

「長女はさくらんぼのアップリケがついた服を着ていました。これは本作のごく初期に、小3だった舞が着ていた服にそっくり(※トップ画像)。微妙にデザインは異なるものの、約22年の時を経て“子舞”が戻ってきたと、視聴者もばんば同様に目を細めていることでしょう」(テレビ誌ライター)

 そうなると、小3当時の舞を演じていた浅田芭路が、今度は舞の娘を演じる可能性もありそうなもの。好評だった放送初期の空気感が戻ってくることにも期待が高まるというものだろう。

貴司に妊娠を報告した舞。トップ画像ともに©NHK

 そんな長女の姿を、一種の「伏線回収」と捉える向きもある。実際、今回の第111話や次週予告では、ほかにもいくつかの伏線が回収されることを示唆していたというのである。

 その一つは、舞の依頼を受けてチタン製の指輪を制作した我妻(久保田磨希)が放った一言だ。納期を訊ねられた舞が2週間と告げると、コーヒーを噴き出した我妻は「無茶言うな、アホォ!」と絶叫していた。

 これは10月20日放送の第14回にて、舞の父・浩太(高橋克典)が金型の納期を3週間と伝えた時に、曽根(蟷螂襲)が叫んだセリフとまったく一緒。その声に「いい声出たなあ」(いい声出ましたねえ)とのツッコミが入るところまで一緒だ。

「それに加え、次週予告には舞が通っていた浪花大学の先輩である刈谷(高杉真宙)も登場。ついに人力飛行機サークル『なにわバードマン』も回収されるのかと、期待が高まっています。刈谷は諸田自動車に勤めたところまでは分かっていますが、現在は何をしているのか。諸田自動車と舞が協業するのか、それとも独立して新しい仕事を始めているのか、いずれにしても期待は尽きません」(前出・テレビ誌ライター)

 この調子だと3月31日に迎える最終回までに、航空学校編の登場人物も蔵出しされそうな雰囲気。物語が停滞しているとの批判もあるなか、柏木を演じたSnow Man目黒蓮の再登場に期待するファンも少なくなさそうだ。