本人にとっては悩みでも、ファンにとってはうれしい言葉だったのかもしれない。
3月13日放送の「キョコロヒー」（テレビ朝日系）ではROLANDがゲスト出演。ここで「ROLANDお悩み相談室」と題した特別企画が行われ、日向坂46・齊藤京子がガチ質問をぶつけることになった。
すると齊藤は「将来、どう生きていけばいいかが分からない」という、マジでガチな質問を繰り出すことに。これにはヒコロヒーも「キモくて重いなあ」とびっくりだ。
その重さゆえか、この質問はスルーされることに。代わりに齊藤はROLANDのようなハイスペック男性に出会った時に緊張しない方法を訊ねていた。だが番組を見ていたファンはそんなことよりも、最初の質問に注目していたのである。
「齊藤は18歳だった2016年に『けやき坂46（ひらがなけやき）オーディション』に合格。アイドル生活は5月で満7年を迎えます。グループ名が日向坂46に変わり、東京ドームでもコンサートを開催するなど、いま最も勢いのあるアイドルグループとして人気を博していますが、今年の9月には26歳の誕生日を迎えることもあって、アイドル後の芸能人生についていろいろ考える時期でもあるのでしょう」（アイドル誌ライター）
同じ1期生ではすでに二人が卒業しており、影山優佳も2月17日に卒業を発表したばかり。その影山は齊藤より4歳年下の21歳で、アイドルを卒業するには良い頃合いなのかもしれない。
それに対して齊藤はキャプテンの佐々木久美（27）に次いで、グループ内では2番目に年長のメンバー。直近のシングル「月と星が踊るMidnight」では初のセンターを務め、中心メンバーとして活躍しているものの、自分の将来について悩むのも無理のない時期だろう。
「キョコロヒー」の番組中で人生の悩みを吐露した齊藤京子。日向坂46公式ツイッター（@hinatazaka46）より。
「それゆえ齊藤のファンとしては彼女が卒業してしまうのではと不安にもなるところ。ただ今回、『将来、どう生きていけばいいかが分からない』との悩みを口にしたことは、現時点で今後について何も決まっていないことを明かしたも同然でしょう。それゆえ近いうちに卒業することはなさそうだと、ファンも胸を撫でおろしているのです」（前出・アイドル誌ライター）
そんな齊藤も最近は、ソロでのテレビ番組出演が増えている。卒業する影山がサッカーW杯を機に知名度を全国区に広げたように、齊藤もテレビ出演を通して知名度を高めている。ファンとしても卒業への布石ではないかと警戒しており、それゆえ今回の悩み告白は、ファンを安心させているようだ。
