松たか子の華麗な社交ダンスに視聴者もうっとりしていたようだ。4月27日に放送されたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系)の第3話にて、主役の大豆田とわこを演じる松が、二人目の元夫である佐藤鹿太郎(東京03・角田晃広)とともにペアダンスを披露した。
ダンス教室が出会いの場だったという二人は今回、二度にわたってダンスを踊ることに。一つ目はカメラマンでもある角田が写真を撮りたいと松に懇願し、ダンス用の正装で踊った回想シーン。そして二つ目は離婚した松への想いを断ち切れない角田が花束を持って松の会社に押しかけ、その社内で踊るという場面だった。
「最初のダンスシーンで松は、手首から伸びる長いフロートが印象的な真っ赤なドレスを着用。タキシード姿の角田と“赤と黒”の美しい対比を見せていました。それに対して社内で踊るシーンでは、社長としてのセミフォーマルな服装のままでダンスをこなし、いずれも見どころとなっていたのです」(テレビ誌ライター)
そんな二人には《2人のダンス、素敵でした》といった声が続出。松のダンスに魅了された視聴者も多かったようだ。ところがいざ放送が終わると、松はすっかり角田にお株を奪われてしまっていたという。
本作のエンディングでは毎回、アーティストとのコラボで松がラップを口ずさみ、定評のある歌唱力を披露。それが今回のエンディングではまず、鹿太郎(角田)がラップをさく裂させていたのである。
「そのラップではフロウも表情も妙にハマっており、視聴者からは《鹿太郎さんのラップが!》《角ちゃんのラップカッコ良かった》《鹿太郎最高》と角田への絶賛が続出していました。ドラマの公式インスタグラムに寄せられたコメントには角田への声援が並ぶ一方で、松の歌に関するコメントはほとんどなし。ダンスのほうは称賛されていましたが、ラップに関しては角田の完全勝利となっていたのです」(前出・テレビ誌ライター)
まさか得意なはずの歌で角田に見せ場を持っていかれるとは、松はもちろん制作陣も予想していなかったのではないだろうか。