AKB48二十歳のつどい、八木愛月ら6人の晴れ着を女子目線でチェック!大人っぽさや初心を表した髪型にも要注目

AKB48二十歳のつどいで白蛇を手にする佐藤綺星と八木愛月。

 AKB48が1月13日、東京・神田明神にて「AKB48二十歳のつどい2025」を開催。二十歳世代のメンバー6人が艶やかな晴れ着姿を披露した。

 今回の出席者は16期生の鈴木くるみと18期研究生の八木愛月、そして17期生からは佐藤綺星、布袋百椛、正鋳真優、山﨑空の4人が顔をそろえた。

 毎年恒例となっている、自分たちを「○○世代」にたとえる質問では、鈴木くるみが「私たちは『ここからだ世代』です!」と笑顔で回答。事前に今回の6名で話し合い、鈴木の提案に全員が賛成したという。鈴木は「今年20周年を迎えるAKB48と、二十歳になる私たちが、さらなる飛躍の一年にできるような名前にしました」と説明だ。

神田明神でご祈祷を受け、記念撮影に応じる二十歳世代のメンバーたち。

 本サイトでは毎年、同イベントでメンバーが着用している晴れ着について世代の近い女子大生ライターの目線で解説。今年も個性あふれる晴れ着姿に注目しつつ、それぞれが語った抱負や目標を紹介したい(紹介は生年月日順)。

◆山﨑空(17期生)
2004年5月13日生まれ

山﨑空(17期生)

【本人コメント】
本日こうして二十歳の集いを無事に迎えることができて、とても嬉しく思います。今年は二十歳なので、大人の女性になれるように、そして周りの人を大切に、そして自分も大切にできるようにそんな大人になりたいと思います。

深緑に大きな花柄をあしらった山﨑空。

【振袖チェック】
深緑に大きな花柄やゴールドラインがあしらわれた晴れ着を纏った山﨑は、深みのある赤色が目立つ帯締めなど、全体的に大人っぽさに全振りしたチョイスが特徴。からし色の帯揚げや赤いラインの入った草履をアクセントに、大人な一面を見せている。自身のポイントとして「統一感のある大人っぽい髪型」を挙げた彼女。ツインテールなどの普段とは違う新たな一面で魅せた。

からし色の帯がアクセントだ。

◆佐藤綺星(17期生)
2004年6月24日生まれ

佐藤綺星(17期生)

【本人コメント】
今日という日をこの6人で迎えられたことがすごく嬉しいですし、20周年を迎える年に二十歳のつどいをさせていただくことができてすごく嬉しいです。今年はAKB48としても個人としても、挑戦と進化の年にしたいなと思っています。実りある一年にしたいと思います。

佐藤は自身のペンライトカラーである白と赤の取り合わせ。

【振袖チェック】
真っ白をベースとした振袖には赤い花柄が描かれ、赤くキラキラした帯、赤い髪飾りといった、佐藤のペンライトカラーでもある白と赤が基調となっていた。佐藤といえばハーフアップがトレードマークで、今回も「お披露目のときの初心の気持ちを忘れない」という意味を込めてこの髪型を選んだという。アイドルらしさを感じさせる白いレースの手袋を着けているところもポイントだ。

ハーフアップの髪型にも注目したい。

◆鈴木くるみ(16期生)
2004年9月2日生まれ

鈴木くるみ(16期生)

【本人コメント】
16期生は9年目なんですけど、その時に最年少で入った私が、今年の二十歳のつどいのメンバーの中では一番先輩で参加できていることにまず驚いています。まだ二十歳って私的に若いなって感じているので、若さとフレッシュさを大切に今年の一年も活動したいなと思います。

水色に大きな花柄をあしらった鈴木。

【振袖チェック】
水色に黒や白の大きな花柄が特徴の晴れ着を披露した鈴木。グレーの帯揚げで全体の統一感を出しつつ、普段の元気キャラとは裏腹なおしとやかさで大人っぽく仕上げてみせた。黒いレースと白いパールの重ね襟には、大人っぽさと可愛さが共存している。髪型については「劇場でいろいろ試して、一番可愛いと思った髪型にしました」とのこだわりを語った。

グレーの帯揚げで大人っぽさを演出。

◆布袋百椛(17期生)
2004年12月1日生まれ

布袋百椛(17期生)

【本人コメント】
加入させていただいてから、二十歳のつどいはずっと憧れだったので、今日参加できたことをとても嬉しく思います。二十歳の一年はAKB48としてはもちろん、私個人でも成長・スキルアップして、いろいろ活躍できる年にできたらいいなと思っています。

目にも鮮やかな赤に色とりどりの花が散りばめられている。

【振袖チェック】
赤く目立つ振袖には、赤・黒・白・金など色とりどりのお花が描かれている。黒い帯と帯揚げで大人っぽく見せながらも、三つ編みのような髪型にはパールが埋め込まれており、振袖の大人っぽさと髪型の可愛らしさというギャップで魅せた。「AKBの衣装で、赤チェックが好きなので赤色にしました!」と、色味を選ぶポイントにもこだわりを見せていた。

編み込んだ髪にはパールがキラリ。

◆正鋳真優(17期生)
2005年3月1日生まれ

正鋳真優(17期生)

【本人コメント】
本日こうして一人の女性としても、AKB48のメンバーとしても、二十歳のつどいを健康で迎えられたことをとても嬉しく思っています。二十歳になるということで今年は巳年でもありますし、蛇のようににょろにょろと末永い活躍ができるよう、何事にも恐れず挑戦して全力で頑張っていきたいと思います。

黄色ベースは晴れ着では珍しいチョイス。

【振袖チェック】
わりと珍しい薄い黄色の振袖に、細かい花柄をあしらっているのが大きな特徴。振袖と似た柄の茶色い帯に、焦げ茶の帯揚げで大人っぽく仕上げており、赤い花の帯締めがアクセントになっている。フライドポテト好きで知られる正鋳らしく、「大好きなフライドポテトに似た色でテンションが上がっております!」とのコメントで場を和ませた。

茶色の帯は振袖との相性が良かった。

◆八木愛月(18期研究生)
2005年3月22日生まれ

八木愛月(18期研究生)

【本人コメント】
今日こうして、私が見ていた「二十歳のつどい」に参加させていただきとても嬉しく思います。AKB48の20周年、そして私自身が二十歳になる年ということで、今まで以上にAKB48の活動を全力で行い、AKB48にとって欠かせない、引っ張っていけるような大きな存在になりたいと思います。

くすみピンクの振袖は八木がお気に入りの色だ。

【振袖チェック】
くすみピンクの振袖に、プリンセスのような髪型が印象的だった八木。振袖・髪飾り共にくすみピンクと白で統一しており、パールの重ね襟がよりプリンセス感を際立たせていた。白く上品な花柄もポイント。この振袖を選んだ理由として「ピンクが好きなので、大人っぽいくすみピンクにしました」とコメントしていた。

プリンセスのような髪型が目を奪う。

(取材:渋谷のぞみ)