長澤まさみ、平手友梨奈らを活かして「ドラゴン桜」で脇役に徹する潔さ!

 ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)の第4話が5月16日に放送され、前回から1.7ポイント増の視聴率14.3%をマーク。King & Prince髙橋海斗が演じるラーメン店の息子、瀬戸輝がメインとなったことから「瀬戸くん」がツイッターのトレンド入りを果たすなど、注目度を高めている。

 その第4話では、前回から東大専科入りした岩崎楓(平手友梨奈)、早瀬菜緒(南沙良)、天野晃一郎(加藤清史郎)の3人が“バカ鉢巻き”を頭に巻いて勉強するシーンも話題に。瀬戸の姉が背負っていた闇金融からの借金を主役の桜木建二(阿部寛)が弁護士として奔走することで完済に漕ぎつけ、それを知った瀬戸が男泣きするシーンにもらい涙をこぼす視聴者も多かったようだ。

 ラストシーンでは瀬戸が東大専科に舞い戻り、桜木がアイロンをかけておいたバカ鉢巻きを締める場面も。視聴者は大いにカタルシスを感じていたが、そんな第4話において重要な役割を果たしていた女優に注目する向きもいるようだ。

「2005年に放送された第一期の『ドラゴン桜』に生徒役で出演していた長澤まさみは今回、東大を卒業して弁護士になったという役柄で出演。主演の阿部と共に前作からの連続性を強く印象付けつつ、桜木流勉強法の継承者という役割を担っています。その長澤が、かつて自分が演じていた役どころを一回りも若い平手や南に譲り、自らは脇役に徹している姿には実に驚かされますね」(テレビ誌ライター)

第4話にてバカ鉢巻きを披露する長澤まさみ。ドラマ「ドラゴン桜」公式ツイッター(dragonzakuraTBS)より。

 長澤といえば数々の映画やドラマで主役を務め、昨年7月に公開された映画「コンフィデンスマンJP -プリンセス編-」でも艶気をまとった華やかな詐欺師で主役を張ったばかり。この「ドラゴン桜」でも2005年に演じた生徒・水野直美は当たり役となっていた。そこから東大に進学して弁護士になったとあれば、阿部寛と並び立つ存在感を発揮しても不思議はないはずだが、あえて平手らの若手を輝かせる役目を務めているのである。

「今作の放送中に34歳の誕生日を迎える長澤は、女優として脂が乗っている一方で、役の幅をさらに広げていくべき時期でもあります。1歳年上の石原さとみは今期、ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)で主役を務めつつ、10月公開予定の映画『そして、バトンは渡された』では主演・永野芽郁(21)を支える助演の立場で出演。このように30代半ばは主役も脇役も務められるという振り幅の広さが求められる年代なのです。そのなかで長澤は『ドラゴン桜』にて、たしかな演技力と存在感で東大専科を支える弁護士を的確に演じており、作品に厚みを与えることに成功。平手や南に大きな注目が集まるのも、長澤が脇役として作品を下支えしているからにほかならないでしょう」(テレビ誌ライター)

 主役を務めた「コンフィデンスマンJP」では女性詐欺師にふさわしい艶気を存分に発揮し、一方の「ドラゴン桜」では主役の阿部から「おいブス!」とまで言われる堅物ぶりを披露。その両方を自然に演じられる長澤の女優力には、現場からの厚い信頼が寄せられているに違いなさそうだ。