広瀬すずと櫻井翔のダブル主演ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)の第6話が5月16日に放送。ジャーナリストの神田凪沙役で真木よう子が登場したほか、医師役の大島優子やリケジョ大学生役の橋本環奈もカムバック出演し、キャスト陣の豪華さが視聴者に大きな印象を与えていたようだ。
その第6話にてチラっと映し出されたシーンに、一部の視聴者が<あれは匂わせ!?>と色めきだっているという。それはどうやら、本作の続きを示唆する内容になっていたというのである。
「今回は暴露系動画の配信者が広瀬と櫻井の所属する探偵事務所を訪れ、行方不明となっている若手人気女優を探し出してほしいと依頼。女優の不在で収録がストップしている撮影スタジオを訪れることになりました。ここで3人がスタジオの敷地内を歩いていくと、数秒間だけでしたが『東映スタジオ』の看板がハッキリと映っていたのです。この日のロケが東映東京撮影所で行われたのは間違いなく、車を停めていたのは第10スタジオの前、櫻井と動画配信者が生中継をしていたのは第3スタジオの前だったのも明らかでした」(テレビ誌ライター)
ただ、このシーンはそもそも撮影現場を訪れたという設定。そのロケ地として本物の映画スタジオを使うのはごく自然なことではないだろうか?
「単に撮影スタジオの場面を撮るだけなら、日本テレビのスタジオを使えば済む話。わざわざ東映の看板を映し込む必要もありません。そのため一部の視聴者からは『ネメシス』映画化の“匂わせ”を怪しむ声もあがっているのです。本ドラマでは当初から映画化とのセットで制作されているとの報道があり、早ければドラマ終了後の夏にも映画が公開されるとの噂も。それに回を追うごとにどんどんと伏線がふくらんでおり、あと4~5回の放送ですべてを回収するのは難しそうですし、やはり《続きは映画館で!》となる可能性もありそうです」(前出・テレビ誌ライター)
最近の日テレドラマではあまりにも<続きはHuluで>が多く、視聴者の不興を買いがち。それならファンが期待している映画化を匂わせたほうが、次回放送への興味をかきたてられるのかもしれない。