5月19日に結婚を発表した新垣結衣と星野源のビッグカップル。週末に至ってもまだホットな話題となっているこの結婚を巡って各メディアの報道を比較すると、各社ごとの違いが浮き彫りになってくるという。
「それは二人の肩書き。新垣結衣が『女優』か『俳優』で統一されているのに対し、星野源のほうはメディアごとに微妙に肩書きが異なっているのです」(芸能ライター)
5月19日に結婚を報じたキー局(テレビ東京を除く)と全国紙では星野源のことをどう紹介していたのか? 実際に調べてみると、全10メディアでなんと9つもの肩書きが使われていたのである。
【大手メディアによる星野源の肩書き】
タレント(TBS)
肩書きなし(日本テレビ)
アーティスト(フジテレビ)
歌手(テレビ朝日)
シンガーソングライターで俳優(NHK)
歌手で俳優(読売新聞)
俳優でミュージシャン(朝日新聞)
俳優でミュージシャン(毎日新聞)
俳優で歌手(産経新聞)
俳優でシンガー・ソングライター(日本経済新聞)
唯一被っていたのは、朝日新聞と毎日新聞の「俳優でミュージシャン」のみ。読売新聞と産経新聞、そしてNHKと日本経済新聞ではそれぞれ同じ単語を使っているものの、「俳優」と「歌手・シンガーソングライター」のどちらを先に持ってきているのかに違いが生じている。
「二人が出会うきっかけとなったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』を放送したTBSでは、あえて『タレント』として紹介。日本テレビでは唯一『肩書きなし』になっていますが、お相手の新垣は『女優』と肩書き付きなのがなんとも不思議なところです」(芸能ライター)
肩書き付きで紹介したメディアでは「俳優」を先にしたのが4社、「歌手・アーティスト・シンガーソングライター」を先にしたのも4社とまったく同数になっている。果たして星野源は俳優なのか歌手なのか、そのカメレオンぶりは各社の報道にも表れていたようだ。