吉岡里帆「レンアイ漫画家」にジャンプ読者がおののいたワケとは!?

 そのシーンになぜか「週刊少年ジャンプ」の愛読者が震撼していた!? 6月10日に第10話が放送されたドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)に、マンガ好きの視聴者が驚きを隠せなかったという。

 人気少女漫画家の主人公・刈部清一郎(鈴木亮平)は、人生で初めての恋仲となったあいこ(吉岡里帆)と遊園地デートを楽しむことに。不慣れな様子を見せつつ恋愛の楽しさに目覚め始めていたが、その反動で大ヒットマンガ「銀河天使」を書き進めることができなくなっていた。

 すっかり原稿が進まなくなった清一郎は、ストレスや不安から食事を摂れず、夜も眠れなくなることに。終いには極度の睡眠不足と心労が原因で倒れてしまい、入院する羽目となった。これにより「銀河天使」は連載12年目にして初の休載となったのだが、その場面にマンガ好きから悲鳴があがっていたというのだ。

「第10話の放送日と同じ6月10日には少年ジャンプ編集部が、大人気マンガ『呪術廻戦』を次号からしばらく休載すると発表。理由は作者である芥見下々先生の体調不良とのことで、ネットでは《同じタイミングで休載かあ!》《タイミングがぴったりすぎるんじゃないか?》といった声が続出していました。しかもドラマでは後輩漫画家の金條可憐先生(木南晴夏)が『漫画家の急病は99%描けなかった、ギリギリ載せられなかった、原稿を落としたって意味なの!』と断言。この言葉を受けて、呪術廻戦の今後を心配する視聴者も続出していたのです」(出版関係者)

あいことのデータをエンジョイしていた清一郎だったが…。ドラマ「レンアイ漫画家」公式インスタグラム(@renai_mangaka)より。

 金條先生のセリフには<タイミングが良すぎて怖い>という反応もあったほど。ただ実際には、呪術廻戦の休載と重なったのはあくまで偶然だというのである。

「芥見先生は直筆のメッセージにて『以前から編集部側からまとまった休載の打診はあった』と明かしており、『編集部側の提案に甘えさせていただくことになりました』と報告しています。このように呪術廻戦は“落ちた”のではなく、周回遅れになっていた進行スケジュールを巻き戻すための計画的な休載なのです。芥見先生自身も『メンタルは通常運転』と明かしていますし、仮に清一郎のような状況に陥っていたら、長文の直筆メッセージを書くことも無理だったはず。1カ月というまとまった期間の休載を進言したジャンプ編集部の英断は、むしろ賞賛されてしかるべきでしょう」(前出・出版関係者)

 果たして次週の最終回で清一郎は漫画家として復帰できるのか。呪術廻戦の愛読者もドラマの行方が気になってしょうがないのかもしれない。