これは夫への愛なのか、それとも妻による押し付けなのか。“たかみな”こと高橋みなみが紹介した野菜料理に男性諸氏からの疑問が寄せられているようだ。
6月3日にレシピ本「たかみなの毎日たべたくなるそこそこごはん」を上梓したたかみなは、6月8日発売の写真週刊誌「フラッシュ」にて5分で作れるというおつまみレシピ6皿を紹介。主婦歴が3年目に突入した彼女による渾身のレシピは見た目にも美味しそうな料理ばかりだが、なかには顔をしかめる読者もいるのだとか。
たかみなは今回、火を使わないおつまみ料理を紹介。そのテーマは「無限野菜おつまみ」とのことで、無限ピーマンや無限春菊など、無限に野菜を食べられるレシピが並んでいた。彼女によると「夫もそうですが、野菜が苦手な男の人って多いですよね」とのことで、そんな人でも食べられるように味が濃くてお酒に合うメニューばかりだというのだが…。
「火を使わないということは、野菜の味がそのまま残っているということ。野菜好きにとってはいずれもよだれの出そうな美味しさが誌面からもあふれていますが、野菜嫌いにとってはもはや拷問に等しいレシピばかりです。たとえば『無限ピーマン』は細切りのピーマンにツナ缶を和え、スープの素やごま油で味付け。電子レンジで加熱はしているものの、ピーマンの味や食感がほとんど残っているのは明らかで、これを無限に食べろと強制されるのはもはや地獄でしょう。ウチの夫はトマト嫌いなので『無限サバトマト』が恐怖なはず。トマトはどう料理したってトマトなので、ドレッシングやラー油を混ぜたくらいで食べられるようになるという考えは、夫にとってありがた迷惑なのは明らかですね」(女性誌ライター)
ただ、たかみなは「基本ヘルシーなので、無限に食べ続けても問題ないですよ(笑)」とどこ吹く風。「ぜひ好きなアルコールと合わせて食べてみてください」と自信満々の様子だ。
「野菜嫌いの酒好きにこれらの料理を提供したら、苦手な野菜をアルコールで無理やり胃に流し込もうとするのは目に見えています。今回紹介している6皿でも、無限えのきや無限じゃがバターは居酒屋にありそうなレシピですし、無限アボガドも野菜っぽさはさほどないので野菜が苦手な人でも大丈夫でしょう。ともあれピーマンやトマト、春菊といった緑黄色野菜を、野菜嫌いの人に無理やり食べさせるのは、食の健康面でも避けたほうがいいのではないでしょうか」(前出・女性誌ライター)
たかみなが夫の健康を願う思いは十分に伝わってくる無限野菜レシピ。ぜひ夫の好きなメニューも存分に作ってあげてもらいたいものだ。