櫻坂46渡辺梨加、控えめキャラを打ち破った「ンゴッ!」の破壊力!!

 控えめな性格ながら、あの場面でツッコんだのは紛れもない成長の証か。櫻坂46の渡辺梨加が6月20日に放送された「そこ曲がったら、櫻坂?」(テレビ東京系)にて、これまでにない積極性で奇跡のファインプレーを引き起こしたという。

 この日は芸人の大久保佳代子を特別講師として招き、「盛り上げテクニック講座」と題して、バラエティ番組の収録で使える盛り上げテクニックを伝授。

 ここで渡辺は「ガヤができるようになりたい!」として、大久保にガヤのセリフを考えて欲しいと依頼。それを受けて大久保は「ゴッ!」という新種のガヤを提案だ。なんでも「ヨッ!」ではアイドルらしく可愛くなってしまうということだったが、渡辺はさらにアレンジを加えて「ンゴッ!」とのガヤを若干の顔芸を加えて披露。スタジオからは笑いが沸き起こることとなった。

「すると番組で渡辺は、誰に言われるわけでもなく覚えたての『ンゴッ!』を連呼。後輩メンバーの関有美子が無茶振りを受けた場面では、20秒ほど困惑する関の様子を見てとっさの判断で『ンゴ! ンゴッ! ンゴッ!』とのガヤを入れて援護射撃。渡辺の機転の利いたガヤによって関はなんとか窮地を脱し、スタジオを大いに盛り上げていました」(アイドル誌ライター)

 そんな破壊力満点のガヤに、講師役の大久保は「よくいけた!」と評価。番組MCの土田晃之も「それがチームプレイだから『ンゴッ!』は100点です」と、渡辺の頑張りを絶賛していた。

4月15日発売の「週刊ヤングジャンプ No.20」では渡邉理佐と共に表紙を飾った渡辺梨加。

 ファンからは<面白かった><梨加、最近、めっちゃ頑張ってるね>といった声が寄せられたほか、関を助けた場面では<不覚にも泣いた>と感心する向きも。なかには<いよいよ梨加が覚醒する時が来たな>と、渡辺の時代がついに到来するキッカケを感じたファンもいたようだ。

「欅坂46時代の番組収録では声が聞き取れないため、緊急処置として一人だけピンマイクを装着する場面もあったほど。それほど物静かな性格の渡辺ゆえ、欅坂時代に比べれば見違えるほど成長しているのは間違いないところです。最新シングルの『BAN』では3列目ポジションに甘んじていますが、6月17日に開催された3列目メンバーによるライブイベント『櫻坂46 BACKS LIVE!!』では、『櫻坂46は本当の意味で生まれ変わらなければならないと思います。私も変わります!』と宣言しており、ファンをシビれさせていました」(前出・アイドル誌ライター)

 ビジュアルはトップクラスなものの、性格面から前に出ることが得意ではない渡辺。一方でお笑いのセンスがあったりと伸びしろで言えばグループでも随一なことから、今後の頑張り次第では近いうちに大抜擢もあり得そうだ。

(石田安竹)