テレビ朝日のエースと称される弘中綾香アナが、女子アナという仕事を嫌いだったと告白? レギュラー出演する番組中で驚きの発言があったという。
弘中アナは7月19日、自身が進行役を務める「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日系)に出演。この日は世界的歌姫として知られるマドンナの専属ダンサーを務めていたバンビさんが“激レアさん”として登場した。
そのバンビさん、ダンサーだった母親のもと5歳でダンスを始めるも、みんなで一緒に踊るところでは「なんでみんな同じ動きしてんだろう?」と疑問を持つタイプだったという。そして「じゃあ私だけ違うことやろう♪」と勝手に踊っては怒られるという幼少期を送っていたそうだ。
そのエピソードを受けて、ゲスト出演のパンサー・向井は「天才のスタートですよね」と感心。MCのオードリー若林も「たしかにカッコいいよね、『もともとお笑いあまり好きじゃない』って(言えたら)」と向井に同調し、「俺と向井はお笑い大好きだもん」と自虐ネタを口にしていたのである。
「ここで若林はふと『弘中ちゃんもそうだもんね? 女性アナウンサーになるつもりなかったけど』と無茶振り。すると『あ~、そうですねえ』と応えた弘中アナは、『好きか嫌いかで(言えば)、どちらかというと嫌いでした』と放言。この返しには若林も『スタートダッシュばっちりじゃん!』と感心しきりでした」(女子アナウオッチャー)
視聴者はこの掛け合いに、若林と弘中アナがいつも通りの息の合った掛け合いを始めたと思ったはず。ところが当の弘中アナ、女子アナになるつもりがなかったというのは決して、この場での口から出まかせではなかったというのである。
「Yahoo!ニュース特集編集部が2019年7月に行ったインタビューで、弘中アナは『アナウンサーになる気はまったくなかった』と答えています。大学生の時はミスコンに応募することもなく、アナウンススクールにさえ通っていなかった彼女は、テレビ局の総合職を目指していたのだとか」(前出・女子アナウオッチャー)
弘中アナは、人事部に顔を覚えてもらったら採用試験の際に有利になると考え、募集時期が先だったアナウンサー採用試験を受けることに。するとトントン拍子で面接が進んでいき、合格の電話がかかってきたときは驚いたと語っていた。
「採用担当者によると声も良くないし滑舌も悪かったものの、フリートークはずば抜けて面白かったのだとか。その才能はまさに『激レアさんを連れてきた。』で発揮されている通りです。現在はアナウンサーという仕事に誇りを持っており、『この会社でしたいことがたくさんある』とも語っています」(前出・女子アナウオッチャー)
女子アナはどちらかというと嫌いだった。そんな発言が嫌味にならないところもまた、弘中アナらしさの表れなのかもしれない。