吉岡里帆、出演ドラマは低迷も女優の格は大きく上がっていた?

 さる4月期のドラマで恋人役を演じた男女キャストの評価が大きく分かれているという。

 ドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)で引きこもりの天才マンガ家・刈部清一郎を演じた鈴木亮平はこの7月期、緊急救命チームを舞台にしたドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)に医師の喜多見幸太役で主演。7月18日放送の第3話では前回から0.1ポイントアップの視聴率14.4%をマークした。

 本作での鈴木は「TOKYO MER」を率いるチーフドクターとして、看護師に必要な措置を指示する場面では立て板に水のごとく医療用語を連発。まるで水を得た魚かのようにふるまう姿は、視聴者から<前作とは大違い><これぞ鈴木亮平!>と絶賛されている。

 一方で刈部と恋仲になるあいこを演じた吉岡に対しては、「レンアイ漫画家」の平均視聴率が5.4%に低迷した責任を問う声が続出。「爆死女優」の評価がさらに定着する羽目になってしまった。だがその数字とは裏腹に、吉岡の女優としての格はむしろ上がっているというのである。

「今期はドラマ出演のない吉岡ですが、9月17日に開幕する劇団☆新感線の舞台『いのうえ歌舞伎「狐晴明九尾狩」』への出演が決まっており、7月17日には制作発表会見が行われました。本舞台には向井理や中村倫也といった実力派キャストも参加しており、全員そろって4月期は連ドラに出演し、7月期は舞台稽古のためお休みというスケジュールになっています。この舞台に出演すること自体が、吉岡が女優として高く評価されている証拠だと言えるのです」(芸能ライター)

 その劇団☆新感線は古田新太や橋本じゅんらもメンバーに顔を連ねる人気劇団で、吉岡は今回が初参加ながら、狐の精霊である桃狐霊(タオフーリン)という主要キャストを務めている。この起用こそ、彼女の女優としての現在位置を示しているというのである。

吉岡里帆が扮する狐霊のタオフーリン。舞台「狐晴明九尾狩」公式サイトより。

「CMのどんぎつねと同じようにきつねの役を演じることが話題になっていますが、そもそも劇団☆新感線の舞台で主要キャストを任されること自体、高い演技力が評価されている証拠です。しかも初参加で主要キャストという扱いは、この桃狐霊を演じるのは吉岡を置いて他にはないという制作側の意図を示すものでしょう。学生時代には関西の小劇団で演技力を磨いてきた吉岡ゆえ、関西発の劇団☆新感線から今回の役をオファーされたことは、ひとつの夢が叶ったようなもの。この舞台を完走した暁には、大ヒットドラマの主演を務めたのと同等以上の経験と評価を得るに違いありません」(前出・芸能ライター)

「レンアイ漫画家」で共演した鈴木亮平と明暗を分けたと評されている吉岡だが、実は同じような高みに駆け上っていたのかもしれない。