現役高校生アイドルが魂を込めて歌い上げた「うっせぇわ」に、番組MCと視聴者の両方が驚きを隠せなかったようだ。
アイドルグループ「=LOVE」と「≠ME」の合同冠番組「イコノイ、どーですか?」(TBS系)では7月19日、「輝く!紅白イコノイ歌合戦 ステーションライブ!ライブ!」と題した企画を放送。これは=LOVE(イコラブ)が紅組、≠ME(ノイミー)が白組に分かれて、様々な歌企画で対決するという趣向だ。
とはいっても指原莉乃がプロデュースする両グループとあって、単なる歌合戦に終わらないのは当然のところ。前半では「魂のワンフレーズバトル」と題して、楽曲中のワンフレーズだけを魂を込めて熱唱。番組MCのニューヨーク嶋佐が勝敗を判定することとなった。
「トップバッターはイコラブから佐々木舞香が『魂のルフラン』を、ノイミーから蟹沢萌子が『ultra soul』を選曲。歌唱では大方の予想通り、タイトルと同じ歌詞のパートを全力で歌っていました。嶋佐の判定は引き分けで、勝敗は“魂じゃんけん”でつけることに。二人が精いっぱいの勢いで『魂じゃんけん、じゃんけんしょ!』と勝負すると、結果はまさかの引き分け。これには嶋佐も『こっちのほうが盛り上がる』と大喜びでしたね」(アイドル誌ライター)
魂のワンフレーズバトルはイコラブ野口衣織とノイミー川中子奈月心の対戦を挟んで、三回戦は身長155.7センチで16歳のイコラブ齋藤樹愛羅と、身長162センチで21歳のノイミー冨田菜々風によるデコボコ対決。ここでイコラブ齋藤が大方の予想を裏切る歌唱を見せたのである。
「齋藤はAdoの『うっせぇわ』をチョイス。普通なら『問題はなし!』を魂ワードに選ぶのが定番のはずで、スタジオの嶋佐やメンバーたち、そして番組を観ている視聴者もそのパートを待っていました。ところが斎藤はサビに入る直前の『はぁ!?』に魂を込めて熱唱。これにはMCの嶋佐も『そこ? そこ!?』とビックリです。当の齋藤は怒りを込めて歌ったと語り、そのパワーの源泉については『お母さんに怒りがあって』と説明していました」(前出・アイドル誌ライター)
対するノイミー冨田はゴールデンボンバーの「女々しくて」で「辛いよ~♪」の部分を歌唱。対戦結果は齋藤に軍配が上がり、MC嶋佐は「アイドルからはなかなか聞けない『はぁ?』」を高く評価していた。
そんな面白い対決が続出した「イコノイ、どーですか?」は、7月26日深夜の放送で紅白イコノイ歌合戦の後編を放送。今度はどんな名勝負が見られるのか、ファンならずと目が離せないことになりそうだ。
※トップ画像は齋藤樹愛羅公式ツイッター(@saitou_kiara)より。