五輪という逆風の中でも高視聴率をキープだ。ドラマ「TOKYO MER～走る緊急救命室～」（TBS系）の第5話が8月1日に放送され、視聴率は前回から0.7ポイント上昇の10.8％をマーク。初回から5話連続での二桁視聴率を達成した。
ただ、第3話までは毎回14％超の視聴率をあげていたのと比べると、五輪期間中のパワーダウンは否めないところ。平均視聴率は12.7％まで下がり、同じ救急医療もののライバル作品「ナイト・ドクター」（フジテレビ系）との差は1.0ポイントにまで縮まってきている。
「次回第6話の放送は、20時スタート予定の東京五輪閉会式ともろ被り。開会式の視聴率が56.4％にも及んでいたことを考えると『TOKYO MER』は相当な影響を受けそうです。そうなってくると前クールの『ドラゴン桜』から続いていた同一クール内における視聴率トップの座も危うくなる恐れはぬぐえません」（テレビ誌ライター）
こういったケースでは特別ゲストの投入といったカンフル剤が期待されるところ。その場合、この「TOKYO MER」にぴったりの人材がいるという。同作品では主人公・喜多見幸太（鈴木亮平）の元妻にして循環器外科医の高輪千晶が重要な役で出演。千晶を演じる仲里依紗は最近、自分のファッションブランド「RE.」（アールイードット）を立ち上げたばかりだ。
「そのRE.で仲と共にモデルを務めている美人が、実の妹である仲れいなさんです。以前はサングラスで顔を隠していましたが、今では顔出しでモデルを務めており、芸能デビューも近いともっぱらの評判。どうせデビューするなら人気ドラマへの出演は、大きな花火として話題を呼ぶことは確実でしょう。仲より9歳年下の22歳は新人女優として現実味のある年齢。演技力は未知数ですが、ビジュアル面では新米医師役の中条あやみにも引けを取らないレベルではないでしょうか」（前出・テレビ誌ライター）
仲里依紗（右）の実妹であるれいなさんは芸能デビュー前と思えないキュートさを発揮している。仲里依紗公式インスタグラム（@riisa1018naka）より。
演技未経験者をいきなりドラマに投入するのはかなりリスクの高い試みだが、この「TOKYO MER」は高リスクの緊急救命がテーマのドラマ。主役の喜多見（鈴木亮平）なら「やってみましょう！」と言ってくれそうだ。
