佐藤栞里のドラマ次回作を占う鍵は「有吉の壁」にあった!?

 モデルでタレントの佐藤栞里が女優としても開眼だ。8月1日に第5話が放送されたドラマ「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(TBS系)で見せた演技が話題を呼んでいる。その佐藤を巡って、2つのテレビ局がつばぜり合いを演じることになりそうだという。

 第5話では火災事故で緊急停止したエレベーター内で、危険な状態となった妊婦に緊急手術で帝王切開を行うことに。この場面で手術を担当した医系技官の音羽(賀来賢人)に対し、佐藤が「誰の妹だと思っているんですか!?」との啖呵を切った姿がクライマックスシーンとなっていた。

「佐藤は2015年10月にドラマ『コウノドリ』第3話に妊婦役でゲスト出演。女優経験はその1回のみで、今回は初の連続ドラマレギュラーに挑戦しています。テレビ慣れしているとは言え演技については未知数でしたが、『TOKYO MER』では第5話の主役と言える役柄を予想以上の演技力で務めあげ、《女優もできる》との評価を一気に高めることになりました。この活躍により今後は様々なドラマや映画から声が掛かることは確実でしょう」(テレビ誌ライター)

 佐藤が出演したドラマは「コウノドリ」にしろ今回の「TOKYO MER」にしろ、いずれもTBSの作品。彼女は2017年から同局の情報番組「王様のブランチ」で総合司会を務めており、TBSとは近しい関係にある。そうなると次のドラマ出演もやはりTBSとなりそうなものだが、実はほかにも佐藤が大きくお世話になっているテレビ局があるというのだ。

「彼女が現在出演しているのは、『王様のブランチ』を除くとすべて日本テレビの番組。『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』では2015年からサブMCを務めていますし、『ヒルナンデス!』では2017年から火曜レギュラーを担当。そして2015年にスタートした『有吉の壁』では不動のアシスタントMCを務めています。それゆえ次回作は日本テレビのドラマになる可能性も十分に有り得るわけです」(前出・テレビ誌ライター)

「王様のブランチ」の楽屋で31歳の誕生日をお祝いしてもらっていた。トップ画像ともに佐藤栞里公式インスタグラム(@satoshiori727)より。

 そうなると当の佐藤にとって、最も重視している番組はどれになるのか。やはり、連ドラ初レギュラーの場に選んだTBS「王様のブランチ」ということになりそうだが…。

「気になるのは彼女のインスタグラム。そのプロフィール欄には『「有吉の壁」の見逃し配信はこちら』とだけ書かれています。もちろん日々の投稿では『王様のブランチ』に関する話題も多いのですが、インスタのプロフィール欄には通常、自分にとっての代表番組を記載するもの。そう考えると佐藤にとって最もプライオリティの高い番組は『有吉の壁』だとみなされても不思議ではないのです」(前出・テレビ誌ライター)

 ともあれファンとしては次の出演ドラマが日テレだろうがTBSだろうが、佐藤にはヒロイン級の活躍を見せてもらいたいものだろう。