自衛隊芸人やす子、手榴弾だと思って触ってみたものとは!?

 この発想はさすがに元自衛官以外からは出てくることはないかも? 自衛隊芸人として人気上昇中のやす子が、先輩芸人のお株を奪うネタで爆笑をさらってみせた。

 8月14日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)では、芸歴26年のコウメ太夫をメインに据えた企画の「コウメ太夫クイズ」を開催。コウメ太夫が繰り出した2問目は「大谷選手は試合中でもゴミを拾うというから真似をしたら」という前フリを歌い、その答えを当てるというものだ。

 ここでやす子が「手榴弾だった!」という元自衛官らしい答えを披露すると、MCの明石家さんまは「自衛隊ネタで『松ぼっくりだと思ったら』?」と無茶ぶり。するとやす子は「手榴弾と思って~」と歌い出してしまい、先に答えを投下する凡ミスをさらしてしまっていた。

 そんなやす子をさんまは「手榴弾を拾う勇気や! 聞こう聞こう!」とフォロー。その言葉に気を取り直したやす子は、「手榴弾と思って触ってみーたーらー、ザリガニ3匹でーしーたー♪」と、見事なコウメ太夫テイストを繰り出してみせたのである。

「さんまのお笑い向上委員会」では芸歴2年目にして早くも単独楽屋を与えられることに。やす子公式ツイッター(@yasuko_sma)より。

「やす子は自衛官を退官後の2019年9月に芸人活動をスタートし、芸歴はまだ2年にも満たない超若手。それがベテランぞろいの『お笑い向上委員会』に出演するだけでも大抜擢ですし、しかも今回はきっちりと爪痕を残してみせました。今回の手榴弾ネタには周りのベテラン芸人からも『太夫のセンスあり!』との声があがっていたほど。自衛隊出身という自分の強みとコウメ太夫の後輩という事務所の縁を活かすなど、メキメキと力を付けてきたことを実感させる一幕だったのではないでしょうか」(エンタメ系ライター)

 ちなみにコウメ太夫による大谷選手ネタの答えは「私はゴミ箱の中にいました」というもの。どうやらすでに、やす子のほうがセンスを光らせていたようだ。