小芝風花、恋の別れ道に視聴者が「行け!」「行くな!」の大論争!

 その場面に視聴者からは<行け!><行くな!>という真反対の声が続出していたようだ。

 女優の小芝風花がヒロインの佐藤愛を演じるドラマ「彼女はキレイだった」(フジテレビ系)では、8月24日放送の第7話にてついに愛の恋心がひとつ成就することとなった。だがその場面は別れの瞬間でもあったという。

 本作では幼馴染だった宗介(中島健人)と14年ぶりに再会するも、おでぶちゃんだった小学生の宗介がイケメン編集者に成長していたのに対し、スーパー美少女だった自分はダサ女子になってしまっていた愛。恥ずかしさから自分の正体を隠し、ファッション誌編集部の上司と部下として接していたが、第7話ではついに宗介が愛の正体に気づくこととなった。

「愛がかつての同級生だとは気づかぬまま、だんだんと愛に惹かれていく宗介。一方で先輩編集者の樋口(赤楚衛二)も愛の魅力に惹かれており、愛と宗介の関係を知ってからも《俺にもチャンスをくれ》と求愛を迫っていました。第7話の終盤では、ホテル火災に巻き込まれた時に樋口が駆けつけてくれていたことを知り、その優しさにほだされた愛。樋口が愛を抱きしめたその瞬間、宗介から電話が掛かってきたのです」(女性誌ライター)

後輩の愛に惚れてしまった樋口。小芝風花公式インスタグラム(@fuka_koshiba_official)より。

 ついに愛の正体に気づき、14年越しの「会いたい」という気持ちを吐露した宗介。その会話を目の前で聞かされ、愛に「行くな」と懇願する樋口。彼らの恋模様に心奪われていた視聴者は、この場面で二つの意見に分かれたというのだ。

「幼馴染だった宗介との恋を成就してもらいたい視聴者からは《行け!》という応援が続出。それに対して、樋口の純粋な気持ちに心を打たれていた視聴者からは《行くな!》との声があがっていました。この場面、愛にとっては『進むも地獄、退くも地獄』なのか、もしくはどちらを選んでも天国なのかは定かではありませんが、いずれにせよどちらか一人を選ばなければならないことだけは確実。視聴者が固唾を呑むなか、愛は絞り出すように『ごめんなさい』と樋口に告げました。この場面では愛が宗介と樋口のどちらを選ぶのかまったく予想が付かず、どちらに転んでも視聴者は《おーっ!》と感心していたことでしょう」(前出・女性誌ライター)

ついにお互いの気持ちを確かめ合うことになった宗介と愛。ドラマ「彼女はキレイだった」公式インスタグラム(@kanokire.tue21)より。

 背後に走り去る愛に振りむこうともせず、呆然と立ちすくむ樋口。片やいち早く愛に会いたくて夜の街を走り抜ける宗介。あまりに対照的な二人の姿に、多くの視聴者は自分の経験してきた恋の甘酸っぱさを思い出し、目に汗をかいていたようだ。