「科捜研の女」新シーズンで期待される沢口靖子のバラエティ力!

 映画「科捜研の女 劇場版」が好評上映中のなか、ドラマ「科捜研の女 season21」(テレビ朝日系)が10月から2クール連続で放送されることが分かった。

「主演の沢口靖子は劇場版の宣伝で『マツコ&有吉 かりそめ天国』『ザワつく!金曜日』『帰れマンデー見っけ隊!! 3時間スペシャル』に相次いで出演。映画版では通常、原作ドラマの放送局とは関係なく各局に出演するケースが多いのですが、今回テレビ朝日の番組ばかりだったのは新シーズンへの向けての布石だったのかもしれません」(業界関係者)

 ともあれバラエティの印象が薄い沢口が、番宣のためとはいえ立て続けにバラエティ番組に出演したことには驚くファンも少なくない。そのなかでもとくに爪痕を残したのが、浜口京子と街ロケで共演した「かりそめ天国」だったという。

「マイペースな浜口とのコラボは番組MCのマツコ・デラックスと有吉弘行にもバカウケ。なかなか噛み合わない二人のトークは、作り込まれたバラエティ番組には出せない味があったと絶賛されていました。とくに沢口が女優らしさを前面に出そうとせず、あくまでいちタレントとして番組を盛り上げようとする姿勢は同番組の視聴者からも歓迎されていたのです」(前出・業界関係者)

season21では映画版から引き継ぐ展開も見どころだという。「科捜研の女」公式ツイッター(@kasouken_women)より。

 ファンからは<映画化はもちろん、彼女がバラエティで活躍してくれていることがうれしい>との声も聞こえてきた今回の「かりそめ天国」。そんなバラエティ番組だけではなく、主役の法医研究員・榊マリコを演じる「科捜研の女」でも、バラエティ色あふれる演出が増えているという。

 最近の「科捜研の女」では被り物をしたり、ヘタウマならぬヘタヘタな絵を披露するなどコメディ要素満載の「マリコワールド」を展開するエピソードも増加。そんな沢口のバラエティ力が最新のseason21でますます発揮されることに、ファンの期待も大きく高まっているようだ。

(浦山信一)