女優の伊原六花が9月23日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)に出演。元ダンス部キャプテンらしい対応力の高さを発揮してみせたという。
この日は「パチンコバイト芸人」と題して、千鳥ノブやとろサーモン久保田などパチンコ店でのアルバイト経験を持つ芸人たちが出演。ゲストにはお笑い業界随一のギャンブル通である岡野陽一が出演し、ディープなパチンコ情報を展開していた。
登場するや否や、自らを「ハードパチンカーです」と紹介していた岡野。一方でその隣に座っていた若手女優の顔に「なんか見覚えはあるけど…」とピンとこない視聴者も少なくなかったようだ。
「岡野と隣同士で出演した伊原六花は、2017年の日本高校ダンス部選手権で話題を呼んだ『バブリーダンス』でセンターを務めていた元ダンス部キャプテン。大阪府立登美丘高を卒業した後は上京し、ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)にも出演するなど女優として活動しています」(芸能ライター)
現在は語学番組「旅するためのスペイン語」(Eテレ)にレギュラー出演するなど、仕事の幅を広げている伊原。だがパチンコについては一回も経験がないそうで、なぜこの回に出演したのかを疑問視する視聴者もいたようだ。どうせなら椿鬼奴のように自らもパチンコを嗜むタレントが良かったとの声も聞こえてくるなか、あえて伊原をブッキングしたことにはちゃんとした意味があるのだという。
「彼女自身が生まれ育ったのは大阪のベッドタウンとして知られる大阪狭山市。ここは大阪府で唯一、条例によりパチンコ店の出店を規制している自治体なのです。また彼女が通っていた登美丘高は隣の堺市にありますが、市境からはわずか300メートルと近く、大阪狭山市からも自転車で通学できる距離のはず。それゆえ伊原はそもそもパチンコ店を見ることすらない学生生活を送っていたというわけです。今どきの日本でそこまでパチンコに無縁な人物も珍しく、それゆえ『何も知らない超初心者』という立場から、パチンコバイト芸人たちを俯瞰することができたのでしょう」(前出・芸能ライター)
最初は出演芸人たちの会話がちんぷんかんぷんだった様子の伊原。しかし持ち前の好奇心とダンスで培った記憶力の良さが活きたのか、芸人たちの会話から単語の意味をマスターしていったようだ。
「番組側で作ったパチンコ関連のピクトグラムを当てるコーナーでは、他人が打っている台をじっと見つめる人物というピクトグラムにて、大きく手をあげて『ハイエナ!』と回答。他人の打ち終わった台を狙う客を指す隠語の“ハイエナ”をさっそくマスターしていました。このようにまったく知らない話題でも、現場の会話を聞いていろいろ学び取ろうとする姿には好感が持てましたね」(前出・芸能ライター)
この日、ドル箱やリーチ、大当たりなど様々なパチンコ関連用語を覚えていった伊原。「CR綱取物語」があまりメジャーな台ではないという豆知識もすっかりマスターしていたようだ。