濱田岳の主演ドラマ「じゃない方の彼女」(テレビ東京系)に女子大生役で出演している乃木坂46の山下美月に対し、ファンから「ハマリ役」との声があがっているという。
本作では濱田の演じる文学部の准教授が、女子大生の山下から妖しく迫られるという不貞をテーマにしたコメディ。その作品にて山下の演じる怜子を彼女本人にダブらせているファンも多いのではないでろうか。
「怜子が見せるあざとい距離の詰め方、そして大衆食堂が好きというオジサンっぽさは、どちらも山下が乃木坂46で見せてきた素顔に近いものがあります。とくに最近は“あざとかわいい”キャラが染みついており、バラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)内のミニドラマでも主演を務めているほど。『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では山下の発言を示すテロップに小悪魔を表す黒い羽根が付けられており、運営側もそのあざとさを後押し。今回の役どころは“適役”とみなされています」(アイドル誌ライター)
ファンも納得の配役と言えそうだが、当の山下にしてみれば、本ドラマでの怜子と彼女自身はどうやら、別のジャンルに分類されるべきだというのだ。
「番宣のインタビューで、山下は『自分のあざといというのと、怜子の魔性系は違う』と話しています。彼女いわく“あざとい”は計算の上であり、“魔性系”は天性のものだとか。つまり自分のキャラが計算の上の行動だということを認めているところが山下らしいですね」(前出・アイドル誌ライター)
自分は魔性系ではなく、あくまであざといタイプだと認めた山下。その計算ぶりが示されたのが、10月10日に放送された「乃木坂工事中」での料理対決だったという。
「同番組での『期別対抗 料理クイーン決定戦』で山下は、バナナマン用にチャーハンを料理。その際に『日村さんは家庭的なのが好きだと思うので醤油ベースで、設楽さんは塩胡椒強めであっさり系にしました』と、それぞれ味付けを変えていたことをアピールしていました。これぞ山下らしい真のあざとさの表れ。誰でも自分の好みを覚えていてくれて、自分用にアレンジして料理してくれたら嬉しいに決まっています」(アイドル誌ライター)
どうやらファンとしては、山下と怜子の似ている部分と違っている部分を感じながら、「じゃない方の彼女」を楽しむのが吉のようだ。