タレントの磯山さやかが20年以上にわたって所属していたホリ・エージェンシーを退所。個人事務所を設立したことが明らかになった。
磯山は10月19日放送の「ロンドンハーツ 女性芸能人スポーツテスト 歴代記録勝手にNo.1決定戦 2時間SP!!」(テレビ朝日系)に出演。もうすぐ38歳のアラフォーとは思えぬ姿で、以前と変わらぬ可愛らしさを発揮していた。その磯山が事務所を辞めたことでこれまでと同じように仕事を続けることは可能なのかと、ファンは心配しているようだ。
「ホリ・エージェンシーは大手芸能事務所ホリプロの系列。かつては磯山のほかにもグラビアやバラエティで活躍する人材がいたものの、現在は波瑠や向井理といった俳優が主力となっています。そのためバラエティメインの磯山としては、退所してもマイナスは小さいという判断だったのかもしれません」(業界関係者)
そんな磯山の将来については、実はこれまで以上にバラ色との見方もあるという。
「ラジオ番組で共演する高田文夫や、爆笑問題の太田光など、彼女の絶大なファンは少なくありません。その高田や太田にハマっていれば、番組出演の機会にも恵まれるというもの。そもそも磯山はその強烈な個性のおかげか所属事務所のイメージがほとんどなかったこともまた、退所がマイナス要素にならないことを示しています。そして俳優メインの前事務所とはキャスティング面で被ることがないのも大きなメリットです」(前出・業界関係者)
それに加えて磯山の場合、茨城県出身が広く知られていることも大きなセールスポイントとなっている。
「都道府県魅力度ランキングで最下位になったこともある茨城県にとって、同県出身を公言している磯山は貴重な存在。県主導のプロモーション活動にも数多く呼ばれるなど、県側とはウィンウィンの関係を構築しています。茨城県にはほかにも鈴木奈々やお笑いコンビのカミナリなど茨城出身をアピールポイントにしている芸能人がいるものの、芸歴21年の磯山にはやはり一日の長があるというもの。なにしろ2006年にはすでに『いばらき大使』に任命されていましたし、今後も何かと茨城県絡みの仕事に起用され続けることでしょう」(前出・業界関係者)
これまで堅実に仕事を続けてきた磯山。その花がいよいよ本格的に身を結びそうだ。
(浦山信一)