まさか織田信長も、ギャル芸人から「ノブくん」と呼ばれる日が来るとは夢にも思わなかったに違いないだろう。
10月26日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)には、ギャル芸人のエルフ荒川が初登場。荒川はMC明石家さんまのお気に入りで、番組の序盤ではさんまが“ギャルあるある”のネタをリクエスト。ネタの最後に「で~す!」と言いながら両手を広げる決めポーズを二人一緒に楽しそうに連発していた。
番組中盤では「戦国時代がすごく好きで、『野望しか勝たん!』みたいなところがメッチャ好き」と告白した荒川。さんまから織田信長みたいな人物が好きかと問われると「そうです! 下剋上の時代が最高だなと思って」と意外な一面を見せていた。
「ここで荒川は『桶狭間の戦い』がすっごく好きだとアピール。陣内孝則は『そんなん好きな人おらんぞ』と無粋なツッコミを入れていましたが、荒川は『ホントなんですよ、レベチなんですよ!』と強調。すっかり興奮したのか『それでノブくんは…』と、誰でも知る戦国武将のことをノブくん呼ばわりしていたのが印象的でした」(テレビ誌ライター)
荒川がノブくんと呼んでいたのはもちろん、織田信長のこと。荒川は織田軍が2000人だったのに対して今川義元側は2万人の軍勢だったと紹介し、「10倍やのに最後まで戦って勝ったんですよ、ノブくんが!」と興奮気味に熱弁だ。そんな荒川にさんまは「歴史なんやと思ってんや! 織田信長をノブくんて言うな!」と熱くなっていたが、熱さでは荒川のほうがはるかに上回っていたという。
「荒川はYouTubeに『もしもギャルが歴史の先生だったら(桶狭間の戦い)』という動画を公開するなど“自称歴女”を自認。戦国武将なら誰でも大好きな《戦国DDより》でありつつ、推しメンはやはり《織田信長担》なのだそうです。そんな戦国武将ヲタゆえ、今世の男性としゃべっている時も『天下獲る気ある?』と思ってしまうのだとか。男性のタイプはとにかく絶対成し遂げる、天下獲るという気持ちで『気合いの入ってる人』だそうで、そんな熱い想いを口にする姿にさんまも『できるかな、桶狭間の戦い…』とすっかり気圧された様子でした」(前出・テレビ誌ライター)
かつては江戸の次が明治なことも知らない歴史音痴だったが、2017年には「信長様兜に少しでもふれることが出来てわたくし大変嬉しゅうございます!!」とツイートするほどのガチ歴女となっていた。ともあれ戦国武将という芯の強い男性に一途という点で、ギャルと歴女の取り合わせは意外に相性が良いのかもしれない。
※トップ画像はエルフ荒川公式インスタグラム(@khkhkhzk)より。