16歳の人気YouTuber兼TikTokerに、マツコ・デラックスもすっかり感心していたようだ。
11月9日放送の「マツコの知らない世界」(TBS系)には、若者世代から高い人気を誇るYouTuberユニットの「48-フォーエイト」から、こたつとあみかが出演。TikTokで1.7億回も再生されている「#全力まるまる」の作者がこたつであることを知ったマツコは、「あれ、お前が作ったの!?」とガチな表情でびっくりだ。
一方で現役JKのあみかは、13歳の時に友達が勝手に投稿した動画をきっかけに、ショートムービーの楽しさを知ったと自己紹介。その説明にマツコは「ちょっと待って、TikTokも『友達が勝手に』が出てきたの?」との感想を口に。かつて様々なアイドルが「友達が勝手にオーディションに応募した」と語っていたのと同じ現象が、TikTokの分野にも広がっていることに感慨深そうな様子だった。
「番組ではこたつが現在のTikTok事情を紹介。オリコンとTikTokの音楽ヒットチャートでは2曲しか被っていない状況を説明し、マツコも感心していました。そのなかで、80年代にブレイクした米国のヒップホップグループ『Run-D.M.C.』が1987年にリリースしたヒット曲『It’s Tricky』がTikTokで人気なことを知ったマツコは『あれ、アタシらの時代だよ!?』とビックリ。すっかり今どきのTikTok事情に興味津々となっていたようです」(テレビ誌ライター)
さらに番組では法律相談や不動産物件探し、映画評論などさまざまなTikTok動画ジャンルを紹介。そのなかでマツコが食いついたのが、全JKが崇拝しているという「人生の為になるチャンネル!」という動画だった。
「あみかが紹介した同チャンネルは、前世が女性だったのではと思うほどに女性の気持ちを分かっている男性が、女性の気持ちを代弁するというもの。番組では《女の子が返信遅くなる理由》に関する動画を紹介し、無視されたり何時間も返信を待つくらいなら自分から無視したほうが楽という女性の心理が解説されていました。その動画にマツコは『彼は確信を突いていた』と指摘。あみかが『本当ですか?』と訊ねると、マツコは『だから私は誰にも返信をしないもん』という、ヤバすぎるメール処世術を披露したのです」(前出・テレビ誌ライター)
その発言にはあみかも「そっちですか!?」とびっくり。今どきのJKでも予想だにしない対応だったようだ。
「実際のマツコはメールを返信しないことはないものの、メールやメッセージを何度もやり取りするのは苦手だと告白していたことも。自ら『※返信無用です』と打ったり、もしくは直接電話して済ませることもあるそうです。ともあれ今回の番組ではマツコが、娘でもおかしくない16歳のあみかに対し、子ども扱いしないで接していたのが印象的でした。おそらく彼女がショート動画分野で第一人者として活躍していることに敬意を払っていたのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
フォーエイトの二人が説明する今どきのショート動画事情に、終始感心していたマツコ。そんな好奇心こそ、マツコがテレビ界のフロントランナーで居続けられる理由なのかもしれない。