遠藤舞、坂上忍からの暴言を「胸を張って生きようね」のエールでかわす!

 坂上忍の心ない暴言によるもらい事故に、元アイドリング!!!の遠藤舞が神対応を見せたようだ。

 11月12日放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)では、元SKE48の山田樹奈被告について特集。MCの坂上は同被告の「自分は社会経験がなく、同級生と同じようにアルバイトや仕事ができると思わなかった」という発言に対し、「何言ってるんですか?」と噛みついていた。

 これでとばっちりを受けたのが、2014年にアイドリング!!!を卒業した遠藤舞。現在はボイストレーナーとして数々のアイドルグループを指導している遠藤は、同番組の取材に応じてアイドル卒業後のセカンドキャリアについて言及。そのなかで「新幹線や飛行機のチケットの買い方も分からず戸惑ったり」と証言していた。

「この証言に坂上は『本当にチケットの買い方知らないの!?』と、上から目線で疑問を呈することに。さらには『誰、アイドリングって!?』と、あくまで取材に答えただけの遠藤を勝手に貶めていたのです。しかも当のアイドリング!!!はフジテレビの肝いりで発足した経緯があり、同局でレギュラー番組を持っていたグループですから、その悪口をフジテレビで発するという失礼もしでかしていたことになります」(アイドル誌ライター)

 そんな「バイキングMORE」での発言がウェブニュースサイトのリアルライブで記事になると、遠藤は11月14日深夜に「これね、私も映像は見てないんだけど文字で見てうわーって思った」とツイート。続けて「いや私も取材が来たので答えただけなんだが、、。」と、困惑を示していたのである。

「番組で特集した事件には何の関係もなく、ただ“元アイドル”という括りだけで暴言を浴びせられた遠藤にとっては、完全なるもらい事故。しかも坂上は『本当にチケットの買い方知らないの!?』と訝っていましたが、中高生からアイドルをやっていたら、新幹線や飛行機のチケットの買い方なんて分からなくて当然でしょう。そもそもいい年齢の大人でさえ《飛行機の切符が買えない》なんて人は珍しくないのが実情。そんな坂上の発言には、アイドルを見下す態度が見え隠れしているように感じます」(前出・アイドル誌ライター)

遠藤舞の著書「若いカワイイからの卒業」は若手の社会人にとっても気づきにあふれた一冊となっている。

 番組の取材に答えただけで、全国放送で著名MCから揶揄されてしまった遠藤。だが彼女は、そんな嫌な経験でさえパワーに変える術を備えているようだ。

「同じツイートで彼女は、《元アイドル》と一緒くたにされるのも変な話だと前置きしつつ『みんな頑張ってるよ』と主張。新旧問わずアイドルという肩書きを持つすべての仲間に対して『現アイドルも元アイドルもちょーすごいしえらい』と呼びかけ、『胸を張って生きようね!!』とのエールを送っていました。そんな遠藤のツイートは、ほぼ父親世代である54歳の坂上忍による暴言よりも、多くの人に届いているに違いありません」(前出・アイドル誌ライター)

 数多くのアイドルから慕われ、元アイドルの立場から著書も発刊している遠藤。坂上の発言で彼女にさらなる注目が集まるなら、それも怪我の功名かもしれない。