陸上自衛官だった経験を活かし、自衛隊芸人として人気上昇中のやす子が、「自衛隊キャラをやめたい」とまさかの爆弾発言だ。
11月13日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に出演したやす子は、「自衛隊キャラを脱ぎたいなと思っているところがあるんですぅ」と告白。これにはMCの明石家さんまも「そんな時期!? まだまだ焦らんでもなあ!」とビックリだ。
しかしやす子は「正直、自衛隊のことを全然覚えてないんですぅ」と明かし、さんまから自衛隊時代の思い出話について問われると、「ホント何も覚えてなくて、全部作り話ですぅ」と驚きの言い訳を口にしていた。
「在職年数を訊かれて『2年しかいなかったんですよぉ』と答えるも、さんまから『2年あったら思い出話もあるやろう』とツッコまれたやす子。頭を抱えたのちに絞り出したのは、銃を間違えて撃って、先輩に当たりそうになったことがあるというヤバすぎるエピソードだったのです」(エンタメ誌ライター)
そんな驚がくの発言に出演芸人たちからは<絶対アカンやん!>といった声が続出。制作側も慌てたのか、画面には<おとぎ噺であれ!>と三四郎・小宮ばりのテロップも流れる始末だ。
しかしやす子は「ホント、これはホントですぅ」と言い張り、自衛隊のネタはもうないと繰り返していた。そうなるとやす子は本気で、自衛隊キャラを封印ないしは返上しようとしているのだろうか?
「自衛隊ネタがもう尽きたというのは正直なところ、本当でしょう。在職2年間でそうそう面白い経験があるわけではないですし、職務上、テレビでは話すことのできない体験も少なくないはず。ただネタが尽きたとはいっても、やす子が自衛隊キャラをやめるのかと言えば、まだまだそのつもりはなさそうです」(前出・エンタメ誌ライター)
その根拠としてひとつには、やす子が現在でも現役の即応予備自衛官であることがあげられる。陸上自衛隊の退職者から志願者が就く即応予備自衛官は、年間30日程度の訓練が義務付けられており、訓練内容も相当にハード。それを続けていること自体、自衛隊員としての高い自覚と誇りがあることを示しており、そんなやす子が自衛隊キャラを捨てるとは考えづらいところだ。
「そしてもうひとつ見逃せないのは、やす子が最近、ツイッターのプロフィールアイコンをイラストから自分の画像に変更したことです。その画像ではおなじみの迷彩服を着て敬礼のポーズを取っており、その姿は自衛官そのもの。これも自衛隊キャラのプライドを示した変化だと言えるはずで、本人はむしろ“元自衛隊員”というウリをさらに強く打ち出していきたいのではないでしょうか」(前出・エンタメ誌ライター)
最近は手話を学ぶなど、芸の幅を広げようと頑張っているやす子。それでも彼女の根幹をなす自衛隊キャラについては、もはや身に沁みついたスタイルとなっているようだ。