11月21日の東京ドーム公演を最後に乃木坂46を卒業する高山一実。在籍10年超の彼女が、8年かかっても更新することのできなかった「自己ワースト」記録について明かしたという。
11月14日深夜放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)では高山の卒業企画として、スタジオ建物内に潜んでいる彼女をメンバーが探すという<高山手作りかくれんぼ>の前編が放送された。3人一組の捜索隊はまず、齋藤飛鳥、遠藤さくら、岩本蓮加のチームが出動だ。
するとセットの裏側で遠藤が怪しげな段ボール箱を発見。人が隠れるには十分な大きさで、遠藤は他の二人を呼び寄せることに。しかし段ボールは相当軽そうで、中を覗き込んだ齋藤は高山のデビュー小説「トラベジウム」を発見した。
「齋藤が本を取り上げると、そこには1枚の紙が挟んでありました。何かの指示かとも思いきや、高山の顔を大きく印刷したものでした。それを見た齋藤は『めっちゃブスなやつだ』と大笑い。実はその顔、高山自身が『高山史上一番クソな顔』と自虐しているものだったのです」(アイドル誌ライター)
その顔写真は、2012年5月発売の2ndシングル「おいでシャンプー」の裏面に載っているもの。メンバー4人が並ぶなか、右端の高山がなぜかひきつったような笑いを見せているという代物だ。
その写真について高山は2012年4月20日付のブログにて「裏表紙の顔…目が死んでます オーマイガ〜!泣」と自虐ネタにしていた。2013年11月放送の「乃木坂って、どこ?」(テレビ東京)では自ら「一番クソな顔」と言及し、その言葉がファンにも定着。さらには2017年2月の橋本奈々未卒業コンサートにて「私だけクソみたいな顔で」と発言するなど、その残念ぶりは本人にも相当なインパクトを残していたのである。
「ただ、同じく2017年2月放送の『乃木坂工事中』で行われた《自分史上 最高顔&最低顔 高低差グランプリ》では、2015年のツアーグッズとして発売されたうちわに掲載された顔を“高山史上最低顔”として紹介。首が短いため上下に寸詰まりのように見えるそうで、グループ内では自分と秋元真夏だけ首が短いため、衣装では特注で首元の開きを大きくしてもらっているとの裏情報を明かしていました」(前出・アイドル誌ライター)
そうなると、この時点で高山の「一番クソな顔」は更新されていたのではないだろうか?
「それが今回、卒業企画にてあらためて『おいでシャンプー』を取り上げたということは、結局はそれがワーストだったということなのでしょう。おそらく、同シングルのブス顔が有名になりすぎたので、2017年の放送ではあえて別の顔を最低顔にあげたのではないでしょうか。ともあれ年々キレイになり続けていった高山ゆえ、高三の時に撮影された写真が彼女にとっては“自己ワースト記録”であり続けたようです」(前出・アイドル誌ライター)
近年は「オールスター後夜祭」(TBS系)でのMCぶりが<女子アナみたい>と評されるなど、その清楚さと美しさも高く評価されている高山。だからこそ卒業を控えた今、十代のブス顔もネタとして投入することができるのだろう。