大久保佳代子、笑いのために犠牲にできる女性タレントの実名を明かす!

 これが売れている芸人ならではの処世術なのかもしれない。

 12月1日深夜放送の「キョコロヒー」(テレビ朝日系)では、同番組の恒例企画となっている「THE F1RST BREAK」のVTRを放送。これは売れっ子芸人が一発撮りのVTRにて、MCの日向坂46齊藤京子とヒコロヒーの二人に芸能界をわたっていくコツを伝授するというものだ。

 この日、同VTRに出演したのはお笑い芸人の大久保佳代子。彼女はまず、自分の中でブレないネタを一つ持ち、それが飽きられても続けていくことの大切さを強調した。

 続けて大久保は、テレビ出演の際に気を付けていることについて言及。それは小さな笑いのために誰かを犠牲にしないことだという。たとえば家族の話をしたり、共演者の実名を出すと分かりやすく盛り上がることもあるが、家に帰ってから「家族が見たら嫌がるだろうな、あの人が見たら嫌な気持ちになるだろうな」と振り返ってしまい、すごく反省してしまうという。

 そんな大久保の発言にヒコロヒーは「めっちゃいいこと言う!」と大きくリアクション。齊藤も小さくうなづきながら大久保の言葉に耳を傾けていた。しかしそこは芸歴29年の大久保。最後にきっちりとオチをつけていたのである。

「大久保は『犠牲にしていいのは手島優だけ』ときっぱり。手島に関しては何を言っても怒らないという保証や信頼があるうえ、その名前を出すことで『あぁ、手島優ならしょうがないよね』という空気になるそうです。それを踏まえたうえで大久保は、手島のように名前を出してもいい人を一人用意しておくと楽かもしれないと語っていました」(テレビ誌ライター)

変なところで名前を出された手島優。それでも彼女は怒ったりしないようだ。

 手島の名前が出た瞬間、ヒコロヒーは「ここたどり着きました!」と納得した様子。果たして今後、ヒコロヒーは誰の名前をお笑いの安全弁にしていくのか、なんとも気になるところではないだろうか。