深津絵里「カムカムエヴリバディ」、世界線が尾野真千子「カーネーション」に繋がっていた!

 48歳の深津絵里が18歳のヒロイン・るいを演じることで「時空を超えた」と評されているNHK連続テレビ小説の「カムカムエヴリバディ」。その作中にて、別の意味で10年の時を超えている箇所が発見されたという。

 昨年末から放送されている「るい編」では、るいが大阪・道頓堀のクリーニング店にて住み込みで働いており、作中では昭和37年の大阪を忠実に再現。ラジオやテレビ、黒電話といった小道具も当時の製品を完璧に再現している。そのなかにひとつ、なんとも不思議なアイテムが混ざっているというのだ。

「それは1月6日放送の46回で、るいがクリーニング店の店主夫婦と夕飯を共にしているシーンでのこと。店主が飲んでいる瓶ビールのラベルには『B&K BEER』との文字が見えます。しかしこの手のドラマでは通常、当時実際に存在していた商品を模した小道具を使うもので、アサヒやキリンとは似ても似つかないビールのラベルには一部の視聴者が《B&Kって何だ?》との疑問を抱いていました」(テレビ誌ライター)

店主が飲む「B&K BEER」。ドラマ「カムカムエヴリバディ」公式ツイッター(@asadora_bk_nhk)より。

 その「B&K BEER」という名称。噂によると「カムカムエヴリバディ」を制作しているNHK大阪放送局のコールサインである「JOBK」に由来しているらしい。しかもこのビールは以前にも、別の朝ドラに登場していたというのである。

「それは2011年度下半期に放送された、尾野真千子主演の『カーネーション』です。同作はファッションデザイナー・コシノ三姉妹の母親であり、洋裁店を経営していた小篠綾子さんの生涯を描いた物語。作中では小原糸子となっている綾子さんが大阪・岸和田生まれなので、ドラマは『カムカムエヴリバディ』と同じく大阪が舞台となっています。その『カーネーション』に登場していたのがまさしく『B&K BEER』であり、岸和田市で開催されていた番組展では同ビールがドラマの世界で全国的に流通していると説明されていました。このように『カムカムエヴリバディ』は10年前に放送された朝ドラと世界線を共有しているようです」(前出・テレビ誌ライター)

「カーネーション」放送当時に30歳だった尾野真千子は糸子の10代から50代までを演じ分けていた。

 その「カーネーション」のヒロイン糸子は大正2年生まれで、昭和37年には49歳になっている。もし「カムカムエヴリバディ」のるいが、クリーニング店のほど近くにある南海なんば駅から岸和田に向かったら、49歳の糸子に出会えるのかもしれない。