芳根京子、「シベツ」キャラに扮したことで真犯人の可能性が急浮上!?

 ついに死の連鎖が始まるのか。ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)を巡って、次のどの登場人物が亡くなるのかに興味が高まっているようだ。

 2クール連続の同ドラマでは1月9日放送の第11話から「真相編」がスタート。この真相編では<けっこう人が死ぬ>ことが明かされており、第11話ではさっそく、主人公・相良凌介(西島秀俊)の妻・真帆(宮沢りえ)との不貞疑惑が沸き起こっていた住宅メーカー営業マンの林(深水元基)が車の中でめった刺しにされていた。

 その林の死に加え、同じ第11話に登場したとあるアニメキャラクターに、真犯人のヒントが隠されているとの考察があるという。

「第11話では凌介の部下である二宮瑞穂(芳根京子)が、劇中アニメ『シベツ』のキャラ・むかわに扮することに。凌介の息子で入院中の篤斗(小林優仁)を励まし、心を開いてもらうため、篤斗の大好きなアニメのキャラを演じていました。瑞穂は病室の前で、むかわの決めゼリフを口にしながら決めポーズを見せることに。その場面に違和感を抱いた視聴者がいたというのです」(テレビ誌ライター)

瑞穂が演じる“むかわ”。普段の瑞穂よりはるかに可愛らしかった。トップ画像ともにドラマ「真犯人フラグ」公式インスタグラム(@shinhanninflag_ntv)より。

 瑞穂は「輪廻を超克せし魂の凱歌、カーディナル・ディヴェルティメント!」と叫びながら、竹刀を振ってみせていた。その決めゼリフにヒントがあるというのだ。

「カーディナルには様々な意味があり、“深紅”の意味で使われることも少なくありません。しかし瑞穂の演じるむかわは青い髪に黄色い振袖、茶色の袴という出で立ちで、どこにも紅い箇所がないのです。一方で本作によく出てくる深紅と言えば、逃走中の林が乗っていた真っ赤なスポーツカーを思い出す人も多いはず。その林は第11話のラストにおいて、赤い車の中で死んでいました」(前出・テレビ誌ライター)

 そんな奇妙な関係に加えて、第1話では篤斗が「シベツ」の映画を観に行きたがり、父親の凌介はネット配信で「シベツ」のアニメを鑑賞。その作中では<友の心臓をその手につかめ><甘い現実は終わり、悪い夢が始まる>といった、作品の伏線になりそうなセリフが連発していたのである。

「瑞穂が『シベツ』のキャラに扮した場面は、尊いほど可愛いとして大きな話題に。視聴者に大きなインパクトを残しましたが、単に篤斗を喜ばせるというだけの理由でウィッグまで被る大げさなコスプレに挑戦するのはなんとも割に合わないところ。それゆえ『シベツ』になんらかのヒントが隠されているように思えてならないのです」(前出・テレビ誌ライター)

 よもや瑞穂が真犯人なのか。ファンとしては何度でも瑞穂の可愛らしいコスプレ姿を観たいところだが、次にこの衣装を見るのは誰かが死んでしまう時なのかもしれない。