【カムカムエヴリバディ】深津絵里が演じるるい、意外にみんな気づいてないけど18歳ですらなかった!

 るいと錠一郎の恋は果たしてどうなってしまうのか!? 1月21日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第57話では、錠一郎(オダギリジョー)がるい(深津絵里)に「お前とは終わりや」と告げる場面があった。

 視聴者が二人の行く末を案じるなか、深津の演じるるいを巡って、世間に流布されている噂に誤りがあるとの指摘がなされているという。

「この『カムカムエヴリバディ』では昨年12月23日放送の第39回から、るいをヒロインとした『るい編』に突入。故郷の岡山から大阪に出てきたるいは、道頓堀の竹村クリーニング店にて住み込みで働くようになりました。そのるいを演じる深津は12月時点で48歳。働き始めたるいは18歳と思われていたことから《30歳も年下の役を演じる》として大きな話題になったもの。ところが当のるいは18歳ではなかったというのです」(テレビ誌ライター)

 るいは第39回にて大阪のホテルで就職面接に挑んでおり、普通に考えれば18歳のはず。だが劇中では、彼女の本当の年齢が示されていたというのである。

「第40回では竹村クリーニング店の店主夫婦に履歴書を見せることに。そこにはるいが昭和19年9月14日生まれと明記されていました。一方で同じ履歴書には彼女が昭和36年10月に高校を中退した履歴も記載。そして履歴書の日付は《昭和37年4月5日現在》となっていたのです。つまりるいは高二で中退し、本来なら高三になったばかりの17歳で大阪に出て、就職しようとしていたのでした」(前出・テレビ誌ライター)

 このように、るいの年齢は画面で示されていたにも関わらず、ほとんどの視聴者は就職しようとしていた彼女を勝手に18歳と勘違い。数多くのメディアにも<深津絵里が18歳を演じる>との見出しが躍っていたのである。なかには彼女の履歴書に注目した視聴者もいたものの、昭和19年生まれで物語の舞台が昭和37年だったことから「37-19=18」と計算してしまうことに。まだ誕生日を迎えていないという単純な事実を見過ごしていたのだった。

「そんなるいの年齢にあらためて注目が集まったのは、1月19日放送の第55話にて錠一郎がプロポーズしたから。その時、物語は昭和38年になっていましたが、るいの誕生日より前の8月だったことから彼女はまだ18歳だったのです。ここで一部の視聴者は《大阪に来たのが18歳で、翌年になってもまだ18歳?》との疑問を抱くことに。改めてるいの生年月日などを再確認し、彼女が高二で高校を中退したあとに故郷をあとにしていたことに気付いたというワケです」(前出・テレビ誌ライター)

第55話で店主夫婦にるいとの結婚を申し込んだ錠一郎。この時るいはまだ18歳だった。ドラマ「カムカムエヴリバディ」公式ツイッター(@asadora_bk_nhk)より。

 つまり錠一郎は本来なら高三だったるいに出会い、翌年すぐに結婚を申し込んだことになる。昭和38年当時、女性の初婚年齢は平均で24.5歳。るいはずいぶんと早く、結婚を承諾していたようだ。