2021年末をもって乃木坂46を卒業した生田絵梨花。その生田は芸能界特技王決定戦「TEPPEN 2014」（フジテレビ系）で披露したビアノの実力が芸能界でも屈指のレベルにあり、歌唱力の面でもミュージカルで何度も主役を張った実力を備えている。その生田が卒業した乃木坂46にはほかにも、様々なアーティスティックな才能を持つメンバーがいるという。
「3期生の久保史緒里は歌の上手さに定評があり、ミュージカルでも活躍の場を広げるなど“第二の生田”と言えるポジションを築きつつあります。生田の体調不良時には代打で歌番組にソロ出演したこともありますし、今後は個人として歌番組に出たり、ミュージカルに出演することも多くなるでしょう」（アイドル誌ライター）
そんな二人のほかには、楽器が弾けるという特技を持つメンバーもいるようだ。過去には樋口日奈がトランペットを、北川悠理はマンドリン、向井葉月はギター、そして和田まあやがキーボード演奏を披露してきた。しかも乃木坂46には“ただ楽器が弾ける”というレベルを超え、特技の域に達しているメンバーもいるという。
「齋藤飛鳥は長年ドラムを習っており、その腕前はプロも認めるほど。乃木坂46内バンドの『乃木團』でプレーするほか、2021年発表の楽曲『泥だらけ』のMVではその華麗なプレーぶりを見ることができます。4期生の掛橋沙耶香はギターでの弾き語りの上手さに定評があり、柔らかい歌声とギターが絶妙にマッチする姿からはシンガーソングライターのような雰囲気すら感じられるほど。初選抜からまだ間もない掛橋は現在『乃木坂スター誕生！』（日本テレビ系）ぐらいでしか演奏を披露する機会がありませんが、今後はユニット曲などで実力を発揮することも期待できそうです」（前出・アイドル誌ライター）
「泥だらけ」のドラミングではタム移動のスティックさばきが様になっている齋藤飛鳥。
このように様々な特技を持つメンバーに恵まれている乃木坂46。そのなかでも最も多才なのは、28thシングル「君に叱られた」で初センターを務めた4期生の賀喜遥香だという。
さすがセンターに選ばれただけあって歌は上手く、「乃木坂スター誕生！」ではGLAYの名曲「HOWEVER」をオリエンタルラジオ・藤森慎吾とデュエットで披露。生田と久保の３人によるユニットでは音楽系YouTubeチャンネルとして屈指の人気を誇る「THE FIRST TAKE」に出演し、乃木坂楽曲の中でも高難度のバラードと言われる「やさしいだけなら」を披露。300万回再生を超えるヒットとなっている。
「そんな賀喜の秀でた能力は『絵』。マンガ家顔負けの画力を持ち、メンバーの似顔絵などをたびたび公開しています。『プレバト!! 』（TBS系）で消しゴムハンコの企画に出演した際には、初登場にして“特待生”の称号を得るという快挙を達成していました。その際に作った消しゴムハンコは、グループの“公式お兄ちゃん”ことバナナマンの二人をハートフルに描いたもので、ファンにとっても好感度が高かったようです」（前出・アイドル誌ライター）
どうやら生田の卒業後も乃木坂46のメンバーたちは、「才能アリ！」な面でファンを楽しませてくれそうだ。
