ついに「ひなた編」がスタート! 時代が昭和50年へと進み、物語が現代劇へと移り変わるなか、ヒロインを巡る人間模様にもいろいろと変化が生じていたようだ。
1月31日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第63話では、るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)の間に生まれた長女のひなた(新津ちせ)があっという間に小学四年生に。父親の錠一郎も参加する夏休みのラジオ体操には、親友の一恵も一緒に参加していた。
その一恵は、るいと錠一郎の友人である野田一子の娘。前回の第62話で日本舞踊のお師匠さんとお見合いをし、結婚したことが語られていた。その一子を巡って作中では直接言及されていないところで、大きな動きがあったという。
「ラジオ体操のハンコをもらう用紙に書かれていた名前は『野田一恵』。すなわち母親と同じ苗字だったのです。そうなると夫が野田家に婿入りしていたか、もしくは一子が離婚していた可能性が考えられます。ドラマの公式サイトではひなた編のスタートに合わせて人物相関図も更新。そこに答えが隠されているかもしれません」(テレビ誌ライター)
一恵の苗字を巡って視聴者からは<一子の苗字が野田のまま?><一子って離婚したの!?>と驚きの声が続出。その真相がこれから作中で語られるかどうかは不明だが、どうやら離婚ではなさそうとの見方もあるようだ。
「公式サイトの《ひなた編》では、一子の人物説明欄に『京都の実家を継いで茶道の師範に』との説明が。もし一子が日本舞踊の師匠を務める夫の家に嫁入りしていたら、その後に離婚していたとしても実家を継ぐことは難しいでしょう。そうなると京都の資産家である野田家に、夫が婿入りしていた可能性が高そうです。いずれにしても夫は日本舞踊家として対外的には流派名を名乗るので、本名が妻の苗字であってもさほどの影響はないものと思われます」(前出・テレビ誌ライター)
そんな一子(いちこ)の娘が一恵(いちえ)であり、母娘の名前は「一期一会」に通じる。その一期一会とは茶道に由来することわざであり、実家を継いで茶道の師範になった一子ならではの命名だと言えそうだ。