あいみょんの最新曲「桜が降る夜は」のMVが3月5日にYouTubeで公開。公開3日目で早くも115万再生を突破している。同曲は恋愛リアリティ番組「恋とオオカミには騙されない」(AbemaTV)の主題歌。このMVであいみょんは、人生で初めてという桜色(ピンク)の髪色に扮している。
「ファンからは桜色の髪を絶賛するコメントが殺到。なかでも海外からと思われる英語による<可愛すぎて死んじゃいます><ピンク髪のあいみょんに準備ができていない!>といった声が印象的ですね。夜の東京・新宿でバスを待ち続けたり、カップラーメンをすすったり、大通りを爆走したりと、好きな人を想って葛藤する気持ちが描かれているのが印象的な作品となっています」(音楽ライター)
そんなMVにはタイトルとは裏腹に、桜は一切映っていない。あいみょんによると「私が桜ということでお願いします」とのことだが、その言葉通り、彼女の姿が桜そのものだというのである。
「誰しもが注目する桜色の髪に加え、緑色のパーカー、茶色のアウター、そしてカーキ色のボトムスを身に着けているあいみょん。その色合いは桜の葉っぱ、樹の幹、そして樹の生える土を表しているのではないでしょうか。しかも最後には桜色のウィッグを脱ぎ捨ててバスに乗り込みますが、それは桜が散る様を暗喩しているはず。彼女が『私が桜』と語ったのは、まさにその通りだったのです」(前出・音楽ライター)
そう思って「桜が降る夜は」を聴けば、さらなる感慨を抱くことができそうだ。