伊藤沙莉、ダウンタウン松本から「クラブ嬢みたい」と言われたガチ理由!

 言われてみればそっちの才能もあったりして?

 女優の伊藤沙莉が2月19日放送の「まつもtoなかい ~マッチングな夜~」(フジテレビ系)にて、初の兄妹共演を果たした。沙莉の兄は、M-1グランプリで3年連続の決勝進出を果たした実力派お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介。かねてから二人とも兄妹関係を認めていたが、テレビ番組での共演は意外にもこれが初めてだという。

 番組冒頭、MCの松本人志と中居正広が待つスタジオにいち早く登場した沙莉。中居とはこれが初対面だそうで、松本とは共演歴があるものの、沙莉は「お酒飲む時しかお会いしてないので」と説明だ。すると松本も「俺、番組で何度か共演してるけど、いっつも酒飲んでんのな?」と、酒が二人の媒介になっていることを明かしていた。

「沙莉は1月7日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)にてゲスト出演。同番組は出演者が酒を飲み交わしながら本音を明かしていくという内容で、沙莉も普段はあまり話さないようなプライベートの話題を繰り出していました」(業界関係者)

 そんな共演歴のある二人だが、沙莉が「しらふで会うの初めてで」と語ると、松本はこともあろうに「キャバ嬢みたいなもんやなぁ」と放言。これはさすがに失礼とばかり、中居は「そんなことじゃない!」とのツッコミを入れていた。たしかに売れっ子女優に対してはなんとも失礼なたとえだったが、松本がそう言いたくなるは分かるという声も少なくないというのである。

「まつもtoなかい」出演時の衣装やアクセを紹介。飾らない姿も人気の秘訣だ。伊藤沙莉公式インスタグラム(@itosairi)より。

 5月には28歳になると思えない童顔の沙莉。出演中の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(同)ではヒロインの新人刑事役を熱演するなど若めの役が似合っているが、女優としては演技のために酒やたばこ、脱ぎすらも辞さない本格派として知られている。

 酒については好きだと公言しており、2月2日に大阪で行われた出演映画「ちょっと思い出しただけ」(公開中)の舞台挨拶では、大阪で行きたいところとして「飲み屋さんが並んでいるところ」とリモート出演で告白。具体的には通天閣でも知られるディープな飲み屋街の「新世界」だったそうで、その渋すぎるチョイスはなんともオッサン殺しマインドにあふれていた。

「たばこは吸わないものの、映画やドラマでの喫煙シーンでは愛煙家さながらにふかす姿がバッチリ決まっています。脱ぎに関しても映画『獣道』や配信映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』(Netflix)では惜しげもなくバストトップを公開。演技に臨む態度も含めてオッサンを虜にする姿は、まさにキャバ嬢さながらと言っても過言ではなさそうです」(前出・業界関係者)

 その一方で1月の「酒のツマミになる話」では、ネット広告を見るとその商品を買ってしまうと語り、ダイエット食品や服などを買いまくっていることを明かしていた沙莉。そういった面は同世代の女性たちからも共感を得られる部分だろう。

「今回の『まつもtoなかい』でも、兄・オズワルド伊藤との仲の良さが画面から伝わってきました。6歳年上で人気芸人の兄を立てつつ、芸能人としてはまだまだ発展途上の兄を暖かい眼差しで見つめる様子には売れっ子女優の余裕もあふれていましたね。そんな姿も、社会的地位のあるオッサン客をおだてながらあしらうキャバ嬢に通じるところがあるのかもしれません」(前出・業界関係者)

 芸能界で「いま最も起用したい女優」と人気を博すのも、彼女のパーソナリティなら当然のことなのかもしれない。