日本中に感動を巻き起こした北京五輪のカーリング女子。そのメンバーの一人はかなりの天然キャラだったようだ。
北京五輪ではカーリング女子日本代表チームの「ロコ・ソラーレ」が、準決勝で世界ランキング1位のスイスを撃破。決勝でこそイギリスに敗れたものの、日本カーリング界で初となる銀メダルの栄誉に輝いた。
その「ロコ・ソラーレ」は2月21日に放送された「くりぃむしちゅーの!THE★レジェンド 北京五輪SP」(日本テレビ系)にVTR出演。ここでセカンドの鈴木夕湖選手の天然エピソードが明かされたという。
司会の上田晋也から「大会中になんか天然なことやっちゃいました?」と問われた鈴木選手は「いやぁ、大丈夫だったよねえ」とシラを切ったものの、リードの吉田夕梨花選手はすかさず「なんか石、間違ってたよね」とツッコむことに。試合で使う石は事前に決まっているにも関わらず、鈴木選手はことごとく間違っていたという。これには本人も「手に書いてるのに間違えるんですよ」と笑っていた。
「番組では鈴木選手のマスクにも注目。試合会場ではマスクを2枚重ねしていましたが、鈴木選手のマスク姿に違和感を抱いたスキップの藤澤五月選手は彼女に近づいてマスクを手で触って確認。するとマスクを上下さかさまに着けていたことが判明し、自分でひっくり返す場面が映し出されていたのです」(テレビ誌ライター)
そんな天然キャラでありつつ、本人いわく「根は真面目」という鈴木選手。たしかに試合中の振る舞いにはその真面目さがにじみ出ているようだ。またスポーツ選手には珍しく、国立・北見工業大学の工学部を卒業したリケジョでもある。
そんな鈴木選手が今回の北京五輪にて、1次リーグ初戦となったスウェーデン戦の最中に審判から怒られる場面があったというのだ。果たしてどんなルール違反をしでかしたというのか。
番組では鈴木選手が試合中に上着を脱いだ場面の映像を紹介。カーリング会場は屋内のためプレーを続けていると暑くなり、半袖シャツ姿になる選手は珍しくない。ここで鈴木選手は脱いだ上着を得点表示板越しにポイ投げしていたのだが…。
「本来は表示板の後ろ側にあるスペースに上着を置くのですが、投げ捨てた距離が短く、上着が表示板本体の後ろ側に載ってしまったのです。ここで取りに行けば問題なかったのでしょうが、鈴木選手はポイ投げのあとすぐにシートのほうを向いてしまい、上着を放置することに。すると審判員が《ここに置いちゃダメ!》と言わんばかりに大げさなジェスチャーで上着を何度も指差し、鈴木選手は表示板を周りこんで上着を回収。その様子を見ていたメンバーたちも思わず笑っていました」(テレビ誌ライター)
そんなお茶目な面も、番組では笑いに換えていた鈴木選手。やはりメダリストには笑顔が似合っているようだ。
※トップ画像は平昌五輪より。