これはもう、二人とも優勝! そう言いたくなる視聴者も多かったのではないだろうか。
2月20日に放送されたドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)の第17話では、警察に逮捕された本木陽香(生駒里奈)の過去が明かされた。若きITベンチャー経営者の橘一星(佐野勇斗)をストーカーしていた本木だが、高校時代に二人は付き合っていたことが判明したのである。
高校当時に周りから酷いイジメに遭っていた陽香は、駅のホームから電車に飛び込むことに。そんな彼女を助けたのはたまたま居合わせた高校時代の一星だった。助けられたことに反発する陽香は一星をなじるものの、一星は「やってみたいことがある。ダメだったら死んでいいから」と意外な言葉を投げかけるのだった。
ここで「俺さあ、だいぶイケメンらしいんだよね」と切り出した一星は、「俺が王子様になる。君はシンデレラね」とまさかの提案。一星と付き合うことで陽香のスクールカーストは急激に上昇し、イジメからも解放されたのだった。
「この場面に女性視聴者は《私も勇斗くんにあんなこと言われたい♡》とキュンキュンすることに。一方で男性視聴者からは、ブレザーにリボンの可愛らしい制服を着た生駒の姿に《可愛すぎてヤバい》《もう真犯人とかどうでもいい》と絶賛の声が続出していました。なにより驚くのは、26歳の生駒が18歳の高校3年生を何の違和感もなく演じていたこと。一星に助けられたシーンではすっぴん風のメイクとなっており、目元もかなり一重っぽくなっていましたが、それでも十分に可愛いのですからさすがは乃木坂46で不動のセンターだったことはあると、ファンを喜ばせていたのです」(アイドル誌ライター)
そんな生駒ちゃん推しの声が高まる一方で、同時期に別のドラマに出演している元アイドルと比較する向きもあるという。それは話題沸騰中のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にヒロインの大月ひなた役で出演している、元AKB48で27歳の川栄李奈だ。奇しくも二人は同じ「りな」という名前の持ち主でもある。
「川栄と生駒の“ダブルりな”はいずれも1995年生まれで、2月生まれの川栄が学年では一つ上というほぼ同い年。その川栄は、時代劇の撮影所で夏休みのアルバイトを務める高校3年生のひなたを演じています。このように同世代でいずれも人気アイドルグループに所属していた二人が、同時期に放送されているドラマで同い年の役を演じていることは、奇跡的な巡り合わせではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
その川栄もまた、いかにもすっぴん風の高三女子を演じている。どうやらメイクはそれなりに施しているようだが、もともと奥二重なこともあってさほど目立っていないようだ。
「惜しむらくは川栄が制服を着ていないこと。『カムカムエヴリバディ』の舞台である京都では、ほとんどの公立高校で私服となっていたからです。でもせっかく生駒ちゃんがドラマで制服姿を披露してくれたのですから、川栄のほうも作中劇の役でいいので制服を着てもらいたいですね。ただひなたは時代劇大好きっ子という設定なので、それも難しそうですが…」(前出・アイドル誌ライター)
20代後半になっても高校生役がばっちりと似合っている“ダブルりな”。そんな二人にはぜひ、別の作品で制服共演を果たしてもらいたいものだ。