【めざましテレビ】アニメ「ちいかわ」が可愛すぎ!いったい何の動物なの?

 これから毎週、その可愛らしさに癒されることができそうだ。

 4月から朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)にて、アニメ「ちいかわ」の放送がスタート。4月4日に第1話が放送され、今後は毎週金曜日の7時40分ごろからちいかわのお話を楽しむことができるようだ。

 そのちいかわとは「なんか小さくてかわいいやつ」の略称で、作者のながの氏がツイッターで連載しているマンガのこと。毎回、1ページ分のマンガが公開されており、それをまとめたコミックスも発売中。3月23日には最新刊の第3巻が発売されたばかりだ。

「ちいかわ、ハチワレ、うさぎという3匹のキャラクターが住む世界を舞台に、彼らの日常が描かれた作品です。ちいかわたちは動物がモチーフではあるものの、作中の世界では“労働”でお金を稼ぎ、欲しい物を買ったり好きなものを食べたりと、人間社会のような暮らしを送っています。ちなみにちいかわが住んでいるのは『むちゃうまヨーグルト』の懸賞で当たった一間の家。一方でハチワレは洞窟に住んでおり、いつでも星空を眺められるところを気に入っている模様。うさぎはどこでどんな暮らしを送っているのか描かれていないなど、統一感がないところも特徴です。ちなみにハチワレは途中から登場したキャラで、当初はちいかわとうさぎの二人が友達同士として登場していました」(ちいかわマニアの女子大生ライター)

 めざましテレビではちいかわの世界を1分半の短編アニメとして放送。短すぎるようにも思えるが、内容はツイッター連載1回分の長さとなっている。連載では数回に及ぶ続きもののストーリーが展開されることもあり、今後、どれくらいの長編までアニメ化してくれるのかがファンとしても興味をそそられるところだろう。

 3匹の声は、「ルルルルー!」や「ウラ」などの奇声ばかり発するうさぎ役を、声優歴9年の小澤亜李が担当。それに対して、唯一人間の言葉を話すハチワレは11歳の田中誠人が、「えっ」などごく短い言葉しか発しないちいかわは10歳の青木遥が担当しており、青木はこれが声優初挑戦となる。

アニメ「ちいかわ」第1話「かためのプリン/ホットケーキ」。「『ちいかわ』アニメ公式」ツイッター(@anime_chiikawa)より

 ここで気になるのが、ちいかわとは一体何の動物をモチーフにしているのかということ。うさぎは文字通りうさぎであり、ハチワレは額が八の字に割れて見える猫のことで、縁起の良い猫の象徴とされている。ハチワレには毛玉を吐き出す描写もあり、これも猫であることの表れだ。

「ちいかわはぱっと見、仔熊のようにも見えますし、ハムスターなど大型のげっ歯類にも見えます。作者はそのモチーフを明らかにしていませんが、公式ツイッターの3月1日付投稿ではちいかわのところにネズミの絵文字が使われていました。作中世界での大きさはコマによって異なるものの、おおむね人間の膝丈くらいの様子。ここはネズミの一種ということで間違いなさそうですが、原作ファンとしてはあくまで、ちいかわはちいかわという存在なのだと思いたいですね」(前出・女子大生ライター)

ぬいぐるみなどのグッズも大人気の「ちいかわ」。※画像はライター私物

 めざましテレビで放送したアニメはYouTube、FOD、TVer、GYAO!にて無料見逃し配信を実施。番組の公式サイトにはYouTube動画も埋め込まれている。まずは第一話の見逃し配信で、ちいかわの世界を体験してみてはいかがだろうか。