テレビ東京の田中瞳アナが大勢の観客を、そのトークと笑顔で魅了した。その際に口にした名前には、彼女の焦りが表れていたのかもしれない。
バラエティ番組「モヤモヤさまぁ~ず2」(テレビ東京系)の放送15周年を記念したイベント「モヤさまドイヒー展」が7月7日に東京・池袋でスタート。その初日には「モヤさま」の4代目アシスタントとして人気を博す田中アナによる単独ミニイベントが開催された。
14時と16時の2回にわたって開催された「ひとみんのここだけの話! 拡散はお控えくださいトークショー」では、タイトル通りにトーク内容は拡散厳禁とされ、イベント中も田中アナからその旨が言及されていた。ただ同日中には一部スポーツ紙にてイベントの模様が報じされており、どうやら報道された範囲内で田中アナの発言に触れることは大丈夫なようだ。
ドイヒー展と田中アナのトークショーに参加したフリーライターは、イベントについてこう語る。
「田中アナのトークショーは物販で5000円以上購入すると入場チケットがもらえるという仕組み。私が見た範囲では、全員が合計で5000円以上のグッズを購入しており、田中アナの人気をあらためて確認する形となりました。また物販列はドイヒー展を観ない人でも並ぶことができ、その列は階段沿いに2階上まで伸びて、さらに折り返していたほど。田中アナを目当てに来場した人も少なくなかったようです」
トークショーで司会を務めたのは新人の藤井由依アナ。学生時代にはBS朝日で学生キャスターを務めていた実績を持ち、入社後は女子アナ好きから<可愛い!>との声も出ている将来有望な人気者だ。
新人ながらトークショーの司会では噛んでしまうような場面も少なく、冒頭ではお題の紙が入ったボックスを控室に忘れてくるというポカをしつつ、大過なくイベントを務めあげていた。そんな藤井アナに対して田中アナは、失言を口にしたという。
トークショーでは学生時代の門限が話題に。田中アナは高校時代の思い出を披露したうえで、藤井アナにも話を振ったのだが、ここで痛恨のミスを犯していた。
「田中アナはごく自然な感じで『冨田アナはどうでした?』と問いかけ、呼び間違えられた藤井アナは『冨田アナ…?』とオウム返し。すかさず『間違えられちゃいましたー』と苦笑いすると、田中アナは『藤井アナです』と言い直していました。この場面に会場は大爆笑でしたが、実はこの言い間違えにこそ、田中アナの焦りが反映されていたのではないでしょうか」(前出・フリーライター)
言い間違えられた冨田アナとは、テレビ東京で2年目となる冨田有紀アナのこと。田中アナが体調不良で「モヤさま」のロケを欠席した6月14日の放送回では、冨田アナが代打として登場。「トミタイム」と称されるその不思議ちゃんキャラを全開にし、さまぁ~ずの二人を困惑させていたのである。
その「モヤさま」では2019年8月から田中アナが4代目アシスタントを務めており、ファンから大天使と称されるそのキュートさで視聴者を魅了。新たな視聴者を獲得する原動力にさえなっている。
ところが冨田アナが代打出演した回では、最初は田中アナの不在に不満げだったモヤさまファンも、トミタイムのあまりの面白さに大興奮。けしからんお胸も見逃せない冨田アナの魅力にすっかりハマってしまっていたのだった。
「田中アナは6月14日、冨田アナが代打を務めた回のテレビ画面を見ている自撮り画像をツイート。先輩が後輩の晴れ姿を見守っていた形ですが、うがった見方をすれば後輩の活躍に焦っている様子に見えなくもありません。ともあれ名前を呼び間違えたのはやはり、彼女が冨田アナのことを相当意識している姿の表れではないでしょうか」(前出・フリーライター)
果たして田中アナは、自分の後を追いかけてくる後輩の足音を気にしているのか。いまや「テレ東音楽祭」の進行役を任せられるほどの人気と実力を誇る「次世代エース」にも、4年目ならではの重責や焦りがのしかかっているのかもしれない。