こういう割り切り方っていいよね。そのように賛同したファンも多かったことだろう。
YouTuberでタレントのフワちゃんが、大ファンだという小説家・伊坂幸太郎との対談に臨んだ。7月26日付の「ダ・ヴィンチWeb」にて公開された対談記事では、フワちゃんの伊坂愛がさく裂。そのなかで彼女自身の裏話もひとつ、明かされていたのである。
今回の対談はハリウッド映画「ブレット・トレイン」が9月1日に公開されることを記念したもの。同作は伊坂の代表作「マリアビートル」を映像化したもので、フワちゃんも原作小説が大好きだという。
「フワちゃんは18歳の時に『アヒルと鴨のコインロッカー』をヴィレッジヴァンガードで購入したのが、伊坂作品との出会いだったのだとか。動物の友情を描いたほのぼの系小説だと勘違いしていたものの、実際に読んでみると一発でハマったそうで、『この本に出会った時の感情は一生忘れません』というほどの衝撃を受けたようです」(芸能ライター)
そんなフワちゃんにとって伊坂は唯一、自ら進んで「さん付け」するほど尊敬する相手のようだ。今回の対談でも小説家としての「伊坂幸太郎」を客観的に表現する時以外はすべて「伊坂さん」と呼んでいたのである。
そんな伊坂が相手だからなのか、自分のことについても明け透けに語るフワちゃん。伊坂から自分を結構ラッキーな人だと思うか、それともついてないなと思って生きてきたのかを問われると、こんな答えを返していたのである。
「フワちゃんは大きいラッキーが一つだけある人生と、小さいラッキーがたくさんある人生のどちらがいいのかを、昔からよく考えていたのだとか。それゆえ『芸能人になりたい』という夢を見つけた時には、それが叶ったら“スーパーラッキー”なので、小さいラッキーがなくなっても文句は言えないと考えたそうです」(前出・芸能ライター)
フワちゃんによると、小さいラッキーとは「信号が毎回ピッタシ青」「イベントの日はいつも晴れ」といったものだとか。ちなみにフワちゃんは「ベスト晴れ男・晴れ女アワード2020」で審査員特別賞を受賞しているが、これは彼女が晴れ女だからではなく、「誰かのために晴れを届ける人であれ」という賞の趣旨に合致していたからだという。
そんなフワちゃんは対談の際に伊坂から、「妻が何だかやけに好感を抱いている」と言われる場面も。やはりフワちゃんが多くの人に“晴れ”を届けていることは間違いないようだ。