竹俣紅、その経歴でフジテレビの看板アナ候補は確実か

 元女流棋士でタレントの竹俣紅が3月26日、インスタグラムで早稲田大学を卒業したと報告した。同29日には3月いっぱいで所属事務所のワタナベエンターテインメントを退所すると綴り、「4月より新たな職に就くことをご報告いたします」と明かしている。

 かねてよりフジテレビに局アナとして内定したことが報じられている竹俣だが、正式に入局する以前にはまだ“フジテレビ”の名前は出せないようだ。そんな彼女の女子アナ就職に際して、その出身学部が話題になっているという。

「竹俣は早稲田の政治経済学部経済学科を卒業。同学部は昔から“私学の雄”と呼ばれた看板学部で、テレビ業界にも数多くの人材を輩出しています。ただ男性アナには久米宏や羽鳥慎一らをはじめ数多くの人気アナがいるのに対し、キー局の女子アナは片手で数えられる程度。知名度の高さではこの3月にNHKを退局する近江友里恵アナが目立つ程度で、この10年間ではほかに昨年入局の道上美璃アナ(NHK)のみとなっています」(週刊誌記者)

艶やかな姿で早稲田卒業を報告した竹俣紅。トップ画像ともに公式インスタグラム(@benitakemata_official)より。

 早稲田出身の女子アナならフジテレビにも宮司愛海アナや宮澤智アナが、2000年以前には弁護士に転進した菊間千乃や女優などで活躍する八木亜希子らがおり、とくに珍しい存在ではない。ところが政治経済学部の出身者となるとフジテレビには一人もいないのである。

「竹俣は卒業に際して『大学の授業、特にゼミで得た知識や培った視点を社会人生活で役立てていけたらと思っております』とコメントしています。フジテレビとしてもその経歴を特徴の一つとして竹俣を売り出したいはず。どうしてもバラエティのイメージが強い同局ですが、竹俣を経済ニュースを含む報道部門のエースに育てる可能性が高そうです」(前出・週刊誌記者)

 ただ入局から間もないアナウンサーをいきなり報道番組に起用するのはハードルが高そうだが…。

「女流棋士として数々の真剣勝負を経験してきたことから、竹俣は『どんな状況でもできるだけ平常心を保つことを身につけることができ』たとも綴っています。それゆえスポーツ報道にも適任のはず。東京五輪が開催されれば、その現場に駆り出されることは確実でしょう。そうやって顔を売ることで、いずれは看板アナとして育成していくのではないでしょうか」(前出・週刊誌記者)

 昨年6月にはカズレーザーとのデート報道があり、思わぬところで名前を売ってしまった竹俣。入局後はアナウンサーとしての実力を示してもらいたいものだ。