福井県出身の高橋愛が地元をPRするプロジェクトの発表会に登場!「地元のことを知ってもらうきっかけになれば」

高橋愛

 地方出身タレントが地元企業のPRを支援し、活性化させる地方特化型プロジェクト『JAPAN SKETTT. PROJECT』の発表会が5月27日に、東京・青山にて開催された。

 発表会には中山秀征、島崎和歌子、高橋愛、アンガールズ(山根良顕、田中卓志)らタレント5人が、同プロジェクトのアンバサダーとして登壇した。

「JAPAN SKETTT. PROJECT」発表会

 福井県出身の高橋愛は、中部地方のイメージカラーであるオレンジ色のドレスに身を包みにこやかに登壇。高橋は本プロジェクト第二弾となる「CHUBU SKETTT. PROJECT」のアンバサダーを務める。

 地元の福井が大好きという高橋は、アンバサダー就任について「地元のことを知ってもらうきっかけになれば」と力強くコメント。撮影時のメイキングムービーも上映され、撮影時の様子について高橋は「思わず笑ってしまうほど楽しかったです」とニッコリだ。様々な衣装を身にまといポーズをとる高橋の映像に、ゲストや報道陣からは終始「かわいい」といった声が飛び交っていた。

 地元に帰った時、必ず食べるものを訊かれた高橋は『越前そば』を紹介。そばが有名な福井県では、大根おろしなどの薬味を全部ぶっかけて食べるのが特徴だそう。その越前そばを食べると「ただいま、帰ってきたという気持ちになる」と、福井の魅力を笑顔で語った。

 地元の思い出スポットに関しては、幼いころからよく足を運んでいたという福井県坂井市のショッピングモール「アルプラザ アミ」を紹介。坂井市のゆるキャラ「坂井ほや丸」と一緒に写った写真を公開し、「地元の人が絶対に行くショッピングモールなんですが、そこで最近一日店長をさせていただきました」と明かした。

 同店ではまだ地元にいた当時、「1000円、500円を握りしめてワンピースを買いに行っていた」との思い出を披露。そのうえで「なくならないでほしいな」との思いを口にしていた。

 中3だった2001年にモーニング娘。の新メンバーとしてデビューし、それ以降は東京で芸能活動を続けている高橋。地元・福井に錦を飾った時期については「地元でコンサートをした時に同級生のたけちゃんが1列目に座っていたとき」と明かし、会場の笑いを誘った。

 続けて「地元を感じて嬉しい。一緒に勉強していた子がお客様として見てくれていていつもとの違いにハッとした」と学生時代を振り返りつつ、「ありがとのお」と可愛らしい福井弁で感謝の気持ちを明かした。

地元・福井の話題に笑顔を見せる高橋愛

 関東地方のアンバサダーは、群馬県出身の中山秀征。中山は「ぐんま大使として群馬の魅力はもちろん、関東全体の魅力も広く発信していきたい」と挨拶だ。

 中山は地元の思い出スポットとして、2003年に閉園した遊園地の「カッパピア」を紹介。「昭和40〜50年代に人気で、流れるプールが当時はとても斬新でした。フィンガー5が来たときは人が多すぎてプールが流れなかった」と笑いながら語った。

 また「(フィンガー5の)晃さんと一緒に歌えるコーナーに並んだけど、目の前で締め切られてしまった。あの悔しさが芸能界を目指すきっかけでした」と振り返った。

2008年から「ぐんま大使」を務めている中山秀征

 中国地方のアンバサダーは、広島県出身のお笑いコンビ・アンガールズ(山根良顕、田中卓志)。山根が話し始めようとすると田中が優しく腰に手を添え、山根が戸惑う場面も。田中は「写真が撮りやすいから!」と笑いを誘い、山根も「中部地方と腰に手を添えつつ、盛り上げます!」と応じ、田中から「ナイスコメント!」と称賛されていた。

 中山がアンガールズの「ジャンガジャンガ」を連発すると、田中は「それ、使い方違うんですよ!」と笑いながら指南。実際にネタを披露してみせ、会場は大盛り上がりに。しかし「ジャンガジャンガ、連発しすぎたかも」と苦笑いを見せていた。

 地元グルメが話題になると、アンガールズの2人は「汁なし担担麺」を紹介。山根は「観光客向けのお好み焼きや牡蠣の店には行きづらいけど、汁なし担担麺は気軽に立ち寄れて助かる」と地元民らしいエピソードを口に。田中も「広島では10年ほど前から定番。店ごとに味を競っていて、麺のもちもち感が魅力」と地元愛をのぞかせていた。

仲の良さを見せた広島出身のアンガールズ

 高知県出身で四国エリアアンバサダーの島崎和歌子は、刺身や寿司、デザートなどが1枚の皿に盛りつけられた「皿鉢料理」を挙げ、「お家でも作ります。女の人が台所にずっといるよりは、一緒に食べましょうってことでできた料理です」と、はちきんらしい一面をのぞかせていた。

島崎和歌子は地元・高知の魅力をアピール

(取材・文:玉村こころ、石井百香、中嶋未来/撮影:仲西一成)