仲間の頑張りを見届けようとする姿勢は、偉大な先輩たちから学んだのかもしれない。
乃木坂46の山下美月が12月14日、インスタグラムのストーリーズにて、同日に開催された「乃木坂46 31stSGアンダーライブ」名古屋公演に参戦したことを報告した。
同公演は、12月7日に発売された乃木坂の31枚目シングル「ここにはないもの」のアンダー(非選抜)メンバーによるライブ。アンダーメンバーたちは12月1日から全国5会場を回るツアーを開催中だ。
山下は「ここにはないもの」表題曲で選抜メンバーに選ばれており、同ライブには参加していない。それでもわざわざ名古屋を訪れて「アンダーライブ名古屋公演観に行きました!」と綴っている。ストーリーズには同公演に出演していた伊藤理々杏とのツーショット写真をアップ。同期メンバーの頑張りを一目見ようと名古屋公演に訪れていたようだ。
アンダーメンバーたちのライブに涙を流すほど感動したという山下。最後は「無事に最後まで完走できますように」と、無事にツアーを完走できることを祈っていた。
「今回の名古屋公演には山下のほか、副キャプテンの梅澤美波や岩本蓮加も選抜組ながら足を運んでいたようです。ファンからは《フットワークの軽さがすげえな》と驚きの声が続出。梅澤と岩本は東京から掛け付け、一方の山下はNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演していることから、大阪から駆け付けていたようです」(アイドル誌ライター)
朝ドラに出演しながら、冠番組「乃木坂工事中」(テレビ東京)に出演するため、撮影地の大阪から東京にとんぼ返りすることもある山下。12月20日放送の第57回にも登場しており、朝ドラの撮影は相変わらず続いているのだろう。
そんな山下に対しては《美月は真面目で勉強熱心でいい子だな》と、称賛の声が続出。なにより仲間想いな一面に感動していたファンも多いようだ。
「白石麻衣や生田絵梨花といった偉大なOGたちも、現役時代にはアンダーや後輩メンバーを気にかけ、多忙ななかでも選抜・非選抜を問わずメンバーが出演するイベントや舞台に足を運んでいたものです。そんな白石たちの背中を見てきたからこそ、山下にもそういった『乃木坂イズム』が継承されているのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
エースとしてグループをけん引していた齋藤飛鳥がすでに卒業を発表していることもあり、来年には世代交代の流れがより顕著になるのは既定路線。今後は山下や梅澤らの3期生メンバーが本格的にグループを引っ張っていくこととなる。
そんななか、乃木坂46の勢いを維持するためには選抜メンバーだけでなく、アンダーの活躍も欠かせない。乃木坂にとってより一層、気を引き締めなければならない時期とあって、山下らもアンダーのパフォーマンスを見ておきたかったのだろう。
「12月4日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では、齋藤が残るメンバー40人全員に手書きコメントを贈る場面が。目が大きい山下には『常に目がバキバキで、荒波の上でも漁に出てるイメージがある』という理由から『目バキ船長』とのキャッチフレーズを贈っていました」(前出・アイドル誌ライター)
齋藤は山下のことを「今は山下丸の船長」と評しつつ、今後は乃木坂丸の船長となり、舵を取って頑張ってほしいとのエールを贈っていた。山下であれば、立派な船長になってくれるとファンも確信していることだろう。
(石田安竹)