そのリアルすぎる音に、ファンも驚いていたようだ。
3月12日深夜放送の「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)では、「四期生リアクションタイム」と題した企画を放送。昨年9月に加入したばかりの四期生がさまざまなリアクション芸に挑み、「第2のにぶちゃん」の称号を目指すというものだ。
最初は富士急ハイランドでジェットコースターの「高飛車」に挑戦。ここでもアイドルらしからぬ絶叫やキレ芸が披露されていたが、続く食レポチャレンジでは、前代未聞の映像が見られたという。
まずはバッタの素揚げなど虫料理に挑戦。こちらは平岡海月のみ「もうホンマに無理や」と思わず福井弁が飛び出るほどの嫌悪感でギブアップするも、小西夏菜実は「見なければ…普通のエビ」、山下葉留花は「好きだった給食の味がします」と、それぞれ難なくクリア。石塚瑶季は「なんか…リアル」との感想を絞り出していたが、実際に食べてみれば見た目ほどのインパクトはないことが示されていた。
問題は次の臭豆腐だ。世界一臭い食べ物のベストスリーに入ると言われる台湾名物で、最初は瓶入りの状態で供されるも、その時点で清水理央は「よくない匂いがする」と指摘しており、漏れ出る匂いは隠し切れないようだった。
平尾帆夏は「助けて~」と部屋の隅に逃げてリタイア。一方で清水は近くで嗅いだほうが匂わないと果敢にチャレンジし、「温泉卵みたい」と意外な反応だ。
「最後は竹内希来里が挑戦するも、瓶入りの時点から『本当に無理です』と及び腰。いざ蓋を開けてみると独特の臭気が鼻腔を直撃したらしく『オエっ』とえずいていました。そのえずきはフリではなく、本当に臭い物を嗅いだ時の反応だったのは明らか。なんとアイドルがガチで吐き気を催した瞬間が、えずき声ありで放送されたのです」(アイドル誌ライター)
バラエティ番組ではわざと「おえ~っ!」とえずいてみせることはあるものの、それはあくまでフリであることがほとんど。芸人ならガチで臭さにえずくことも珍しくないが、さすがにアイドル番組で掛け値なしのえずきはそう見られるものでない。
ただ臭豆腐の凄まじい匂いは、鼻腔を直撃するとえずきを我慢できないレベルにある。竹内はもう一度匂いを嗅いでみたところ、さらに激しいレベルで「ヴエっ!」とえずいていたのである。
「ジェットコースターでの絶叫シーンでも本能からの叫びが漏れることもあるでしょう。とはいえ絶叫そのものはバラエティ番組では珍しくないもの。それに対して生理現象レベルの『オエっ』というえずきは、女性アイドルでは前代未聞だったのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
どうやら竹内は、アイドル生活6カ月目にして早くも、アイドル界での「前例」を作ってみせたようだ。