「膝をケガしてんだぞオレは!!」というオードリー若林正恭の絶叫が、収録スタジオにこだましていた。8月29日深夜に放送された「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)では、挑戦者二人が若林をボールから守る変則ドッジボールを開催。ここで加藤史帆と渡邉美穂が“悪魔の所業”を見せたという。
番組では各メンバーが、若林からどう呼ばれたいかを発表する企画「アダ名争奪バトル」を放送。今回は6人のメンバーが、外番組での呼び名を賭けてのドッジボール対決に挑むことになった。ちなみに若林は昨年、遊びのバスケで右膝に全治2カ月の大怪我を負っており、今回は挑戦者がいかにガラスの膝を守るかがカギとなっていた。
最初に挑戦したのは潮紗理菜&影山優佳ペア。オードリー春日俊彰と組んでボールを当てる役は山田晴世が担当だ。この対決では“うしし&カゲ”ペアが合計4キャッチの活躍を見せ、とくに影山の果敢な防御には「鉄壁のカゲナチオ」とのテロップが出たほど。アイドル業界随一のサッカーマニアという片鱗を感じさせていた。
次に挑戦したのは高瀬愛奈&森本茉莉ペアで、投げ役に登場したのは自らを“天使”と呼んでほしいという加藤史帆。しかしその加藤が天使とは裏腹のプレーを見せたのである。
「小学校からソフトテニスをプレーしてきた体育会系の加藤は、パスを受けてからのスローが尋常な早さではないクイック投法。ほぼノーモーションから繰り出される剛速球はいきなり若林の膝を直撃し、『膝をケガしてんだぞオレは!!』と若林が激昂する有様でした」(アイドル誌ライター)
それでも攻撃の手を緩めない加藤は合計4回も若林の下半身をヒット。さらには味方の弾いたボールが若林の左目を直撃する場面もあり、ゲーム終了後には若林が「膝を守るためのゲームって聞いたんですけど、膝を中心に狙われて。一発、左目入りました」とボヤいていたほどだ。
そんな加藤の活躍(?)に触発されたのか、齊藤京子&富田鈴花ペアと対峙した渡邉美穂はゲーム前に「合法で当てられるってことなので、思う存分楽しみたい」と宣言。その言葉通り、若林を苦しめたのであった。
小中高の10年間バスケットボールをプレーし、高校ではスタメンでキャプテンも務めていた渡邉は、しっかりと腰のひねりを効かせたフォームから剛速球を連発。富田が華麗な身のこなしでナイスキャッチを連発するも、そのセーブが追いつかないスピードでドッジボールを発射していた。
「頭部直撃の剛速球には若林も『顔しか狙ってねーぞ!』と絶叫。最後は残り数秒から完璧なフォームで投げ込み、ガードする二人の間をすり抜けて若林の腹を“ドスッ!”と直撃です。いかにも重そうな剛球に吹き飛ばされた若林は『試合の記憶がない』と力なくつぶやくばかりでした」(アイドル誌ライター)
渡邉が放った最後のヒットが決め手となり、勝負はわずか1点差で潮紗理菜&影山優佳ペアが勝利。「アダ名争奪バトル」の決勝へと駒を進めることとなった。ただ今回の放送ではただただ加藤と渡邉の悪魔ぶりばかりがファンの脳裏へと刻まれたに違いない。