NMB48の渋谷凪咲にとって初の冠番組となる「~凪咲と芸人~マッチング」(テレビ朝日系)が、10月12日深夜の放送で2回目を迎えた。その番組に、アイドル渋谷凪咲の凄みが存分に詰まっていたという。
初回に引き続いて今回もダイアン・津田篤宏がゲストに登場。「いいの? 俺一回目で」と問う津田に対して渋谷は満面の笑みで「もう本当に華々しいスタートを切れたと思ってます」と白々しいセリフを口にしつつ、さっそく「ちょうど津田さん出たら曇りました」との毒舌をブッ込むという具合だ。
「深夜2時台の低予算番組らしく、ロケはテレビ朝日本社の屋上テラスで敢行。渋谷も指摘したように冒頭では天気が曇りに変わり、視聴者の目にもカメラのホワイトバランスが不自然になっているのが分かりましたが、晴れ待ちをする余裕もないのかそのままで進行していました。そんなトラブルも逆手に取るのが渋谷流なのか、その後も彼女ならではの場面が展開されたのです」(テレビ誌ライター)
津田の持ちギャグから好きなものを挙げる場面では、渋谷の手書きフリップに「どんな店買やねん!」という文字が。「店員」を「店買」と書き間違えるも、渋谷は平然と「あっちゃんにツッコんでもらおうと思って♡」とゴマカシだ。さらに津田がギャグの披露を恥ずかしがると、両手を組んで「お願い!」と懇願。画面から「キラリン☆」という音が出てきそうな勢いに、視聴者も津田と同様に「しゃあないわなあ」とのセリフが口をついて出てきたに違いないだろう。
「曲者の津田を相手に終始、自分のペースを崩さない渋谷。一番好きなギャグに『ゴイゴイスー』を挙げた時も、なぜか『今となっては何が面白いのかも分からない』との毒舌を繰り出し、津田本人に対して『ゴイゴイスーって何なんですか? 笑いのポイントは何なんですか?』と笑顔で畳み込んでいました。これが他の女性アイドルなら津田も激怒しかねないところですが、なぜか渋谷の毒舌は許されてしまいがち。いざ津田が『ゴイゴイスー』を繰り出すと、満面の笑顔で『キャーッ!』と歓喜し、その表情がまた本当に嬉しそうなのです。この調子で渋谷の笑顔を見てしまった日には、誰しもが魅了されてしまうのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
その次の大声対決でも、津田に対して「大声の一本鎗ですもんね」と笑顔で言い放っていた渋谷。この毒舌クイーンぶりを観るだけでも、「~凪咲と芸人~マッチング」にチャンネルを合わせる価値がありそうだ。