あの卒業メンバーがチャレンジしていたら、さらに爆笑をかっさらっていたことは間違いなし!?
櫻坂46の藤吉夏鈴が1月23日深夜に放送された同グループの冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」(テレビ東京系)に出演。電話対応に挑戦するも、珍対応を連発して話題となった。
同回では「大人力チェック」と題し、藤吉ら新成人を迎えた4人のメンバーが大人としての常識やマナーを兼ね備えているかをチェック。そのチェック項目の一つとして「職場での電話対応」に挑んだ藤吉は、旅行会社の新入社員という設定で取引先からの電話に応対し、番組MCのハライチ・澤部佑が務める部長に電話を繋げられるかどうかにチャレンジした。
アルバイト経験はあると語った藤吉だが、そのアルバイト中に電話に出た経験はないそうで、チャレンジ前から不安な面持ちに。本番では取引先からの電話を保留状態にしているあいだ、部長役の澤部に「あの、すみません、少しお時間いいでしょうか? 今、お電話かけていただいたお客様が澤部部長とお話ししたいということだったんですけれども…」と、やたらと時間をかけて用件を説明だ。
しかも電話の相手が誰なのかを澤部から訊かれるも、取引先の名前をド忘れしてしまう有様。保留を解除して名前を尋ねようとするが、何を話していいのか分からなくなり、なぜか大爆笑だ。そしてようやく絞り出した言葉は「あの~、澤部部長からどういったお名前かをお聞きするように言われてしまったので…」というもの。これには澤部から「被害者ヅラするんじゃないよ!」とのツッコミが入っていた。
「その後も澤部から『後でかけ直すように伝えて』と頼まれるも、他の仕事で手が離せないと言ったかと思えば、ランチに出かけたと言い直すなどしどろもどろだった藤吉。ほかにも言葉遣いの細かいミスを目立っていたことから、審査役のマナー講師は『これ、イチから言ったら1時間以上かかっちゃう』と唖然としつつも、『いや、面白かった。すごいコントだった』と、その面白さを評価していました」(アイドル誌ライター)
そんな藤吉にファンからは<頑張ってるんだろうけど、めっちゃ笑った><コントとしては満点><面白すぎて何回でも見れるわ>などと、バラエティの観点で絶賛の声が続出。その一方で、今回の「電話対応」企画について一部のファンからは、昨年グループを卒業したメンバーがチャレンジする姿を見たかったとの声もあがっていたというのだ。
「それは昨年12月に卒業した渡辺梨加のこと。同じ『電話対応』にチャレンジしていたら、藤吉よりもひどい結果になっていたのは確実と予想されています。渡辺は卒業時に26歳だった最年長メンバーで、アイドルになる前は短大卒業を控えて就職活動もしていました。ところが口数の少ない不思議ちゃんというキャラのせいか、就職試験ではなんと50連敗という残念な武勇伝の持ち主なのです」(前出・アイドル誌ライター)
2016年に放送された「欅って、書けない?」(テレビ東京系)で渡辺は、MCの土田晃之らが志望理由を尋ねるも首をかしげて黙り込み、ぎこちない笑みを浮かべるだけ。これには土田も「そりゃあ落ちるわ!」とツッコんでいたものだ。
「2020年にもパン好きを公言する渡辺の強い希望により、有名なパン職人のもとでのパン作りロケが実現。しかしいざパン作りに取り組むと様々な指示に対してろくに返事もできず、パン職人に激怒されるアクシデントもありました」(前出・アイドル誌ライター)
そんな渡辺もグループ名が櫻坂に改名されて以降は、番組内でガヤを飛ばし、番組を盛り上げようと奮闘。少しずつではあるが口数も増え、大きな声を出せるほどに成長していた。グループ卒業後の進路は現段階では不明ながら、今の彼女なら次のフィールドでも上手くやっていけるかもしれない。
(石田安竹)