このものまねができなくなったら、もはやネタは残っていない?
2月20日深夜放送の「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)では、MCのオードリーが残念ながら二人ともコロナ感染で欠席することに。代わりにお笑いコンビ「ハマカーン」の浜谷健司が代理MCを務めることになった。
以前にも代打の経験がある浜谷は日向坂メンバーの顔と名前も頭に入っている様子で、不慣れながらも無難に進行を務めることに。ただ本来ならオードリーと同様に二人でMCを担当しそうなものだが、やはり代打経験を持つ「どきどきキャンプ」の岸学は、なぜか控室からモニター越しで参加することとなっていた。
「浜谷から岸のことを覚えているかを問われたメンバーたち。ここで富田鈴花は『ある日パッタリ現れなくなったので、共演NGがでちゃったのかな』と首をひねっていました。ここで岸が番組に呼ばれなくなった本当の理由がクイズとなり、齊藤京子が《サトミツさん一人で本当に充分だった》、富田が《めちゃめちゃ台本通りに進める》、佐々木美玲からは《ジャックバウアーしかしない》といったクリティカルで辛辣な回答が続出していたのです」(アイドル誌ライター)
ちなみに正解は、岸の相方で構成作家としても活躍するサトミツこと佐藤満春があまりにも日向坂46に肩入れし過ぎたため、呼びづらくなったからというもの。これには岸も「そんなパターンある?」と不満顔だった。
その一方で、実はひそかにもう一つ、岸を使いづらい理由があったというのだ。
岸と言えば、海外ドラマ「24 -Twenty Four-」の主人公であるジャック・バウアーのものまねが超定番ネタ。正確にはバウアーの日本語吹き替えを担当する小山力也の声真似を得意としている。実はそのものまねが、岸を日向坂46から遠ざけている原因だったのである。
「代理MCの浜谷は岸のバウアーものまねについて『この番組がブルーレイになった時に使えないんですよ』と説明。画面には《うわ~権利の世界や》とのテロップが表示されていました。ものまね程度で?と驚くところですが、テレビ放送とパッケージ作品では著作権の扱いが微妙に異なっており、ブルーレイではより厳しい権利処理が必要。浜谷の説明は決して大げさではなかったのです」(前出・アイドル誌ライター)
その理由を聞いた岸はバウアーっぽくない声色でものまねを繰り出すも、今度はいったい何を表現しようとしているのかまったく伝わらない始末。どうやらものまね芸には大きな弱点があることを示す結果となっていたようだ。