乃木坂46が3月23日にリリースする29thシングル「Actually…」。その尖った内容でファンを騒がせている同楽曲に対し、坂道ファンを自認するアンゴラ村長が寄せた感想にファンが感心しているようだ。
2月23日には生配信番組の「乃木坂46時間TV」にて、加入したばかりの5期生・中西アルノをセンターに据えての初パフォーマンスを披露。運営側が「独特な世界観そしてミステリアス感漂う、今までのシングル表題曲にはない楽曲」と説明している通り、これまでの乃木坂46らしさとは一線を画した楽曲に仕上がっている。
中西をセンターにしたパフォーマンスでは、他のメンバーが<バックダンサーに見える>との反応が続出。曲調やダンスには<むしろ櫻坂46っぽい>との声もあがっており、評判は必ずしも芳しくないようだ。
そんな楽曲について“ガチヲタ”のアンゴラ村長は2月24日未明、「乃木坂の新曲「Actually…」めちゃ攻めてた…!」とツイート。楽曲やダンスについても「歌詞が大人びてて改めてフロントメンバーに納得したし、ストーリーを追うようなダンスもかっこよかった!」と、手放しの絶賛を寄せている。
「もちろんアンゴラ村長も今回の『Actually…』が普段とは違うタイプの曲だとは認識しており、『私個人はシンクロニシティやSingOutの人を想って寄り添う歌が乃木坂らしいと思う』と綴っています。それでも今回のシングルに関しては『30枚目を前にしてまだ新しい一面を見せてくるの普通にすごい』と評しており、CDデビューから11年目に入ったベテラングループの乃木坂46が、まだまだ成長し続けていることに感心している様子です」(アイドル誌ライター)
アンゴラ村長は2017年デビューの5年目。乃木坂46のデビュー時にはまだ高校生で、現在は日本テレビの局アナとなった元乃木坂46の市來玲奈が早稲田大学本庄高等学院の1年後輩という縁の持ち主だ。
そんな坂道ヲタの彼女は、先のツイートに続けて「今回は乃木坂って五角形のグラフだと思ってたら六角形だった!みたいな良さの指標が増えた新しいテイストの曲だった」とのツイートを連投。独特な表現で、今回の新曲にはこれまでの乃木坂46にはなかった新たな面が表れていると実感したことを明かしている。
「ファンの間からは、次回作が30枚目というキリのいい数字であり、乃木坂46では5枚ごとにエポックメイキングな楽曲をリリースしてきたことから、その30枚目を5期生センターにするわけにはいかなかったとの声もあがっています。その点についてはアンゴラ村長も『私がもし運営でも30枚目シングルは手堅くやるので29は攻めようと思う』と綴っており、今作は29枚目だからこその冒険との認識のようです。ただ、そう予想していた彼女ですら『それにしてもむちゃ攻めですごい』と感心しており、ガチヲタの想像を超えてきた楽曲に仕上がっているということのようですね」(前出・アイドル誌ライター)
そんなアンゴラ村長のツイートには<アンゴラさんの視点すごい!><一皮剥けた感あるよね!>といった賛同のリプが続出。29thシングルには批判の声も多いことから、<そういう視点を狭い視野のオタクに広めてください>との声も寄せられている。
「もちろん賛同の声ばかりではなく、攻めすぎな楽曲に対する疑問の声や、櫻坂(欅坂)テイストの強さを危ぶむ声も寄せられています。とは言え、芸人がアイドルについて語ること自体が批判されがちななか、彼女のツイートに対しては賛成派と反対派のいずれからもガチな反応が寄せられているのは確かなところ。それはアンゴラ村長の坂道愛が坂道ファンから認知されていることの証左でしょう」(前出・アイドル誌ライター)
1月にはまさかの金髪にイメチェンを果たし、未だ発展途上のアンゴラ村長。そんな彼女の原動力は、デビュー10年を超えてまだまだ進化を続ける乃木坂46へのガチヲタ愛なのかもしれない。